Icon
Frederick Forsyth, 1996 Bantam
イコンは翻訳版が日本でベストセラーになっている頃,ハードカバーで購入しました。20代にThe
Devil's Alternative(悪魔の選択)という本をやはりハードカバーで購入。タンカーをハイジャックするような話だったと思いますが,ずいぶん時間をかけて読みました。それからしばらくして短編集"No
Comebacks"を読んだら,ずいぶん素直な英文,わかりやすい筋書きでほっとした覚えがあります。
「悪魔の選択」は分厚いハードカバーで,洋書を読み始めた頃の大作ですので,なんとなく懐かしく思い出します。
さてそれから20年後に読んだIconは米英の情報局とロシアの極右政党と死闘。テーマはあまり変わっていないような…
それで楽しく読みましたが,「アッ」と思うような表現にも出会うことなくすごしてしまいました。
主人公Jason Monkは世界をまたにかけるFBI工作員,ということで,Jasonに付き合って,赴任地の地図を見ながらすごしました。