2013大意

*毎年のことですが,大意を書いたり,正確な解答を得るために全訳をざっくり書いていますが,正確を期していません。単なる大意で誤字/脱字も編集していません。機械翻訳よりちょっといいくらいのレベルです。あしからず。

【愛媛・前期】

大問1

 アメリカ人は自分の国の地理についてほとんど知らず,アメリカが川と山,町の景観だとも知らないことを見聞きすることが一般化している。アメリカ人はおそらくthe Delaware Water Gap the Olympic Mountainsthe Piedmont Plateauの場所を知らないだろう。そして,告発は続く。アメリカ人はこの景観を個々に構成している物が,人類の観点からは,現代農業や産業汚染によって危険にさらされているということについてほとんど認識していない。

 私はこれがどの程度本当かわからないが,私たちのほとんどが望む以上に真実だと信じることはたやすい。最近のギャロップとナショナルジオグラフィクスの調査によれば,アメリカ人は情けないくらい世界の地理に無知である。4人に3人はペルシャ湾の位置が分からなかった。この意味するところは,自分の母国のことについても知らず,この無知によって私たちの政治プロセスの一貫性とビジネスの効率性がそこなわれている,ということだ。

地理感覚が欠如するアメリカ人

アメリカ人は自国の地理について知らず,環境破壊の進行についても無知である。世界地理にも自国の地理にもうといことで,政治プロセス,経済効率性が損なわれている。(78)

大問2

 新しい犬を手に入れることについての真実は,それによって,昔の犬が懐かしく思うことだ。この現実に突き当たったのは2009年の春のある日のことだった。その日,私たちはボストン近郊のThistledown Golden Retrieversに到着した。夫のヘンリーと私はそこにEnglish Golden retrieverのブリーダーであるDonna Cutlerに会いに来ていた。Thistledownという名前だったし,実際Twedmouth卿という名前の人によってgolden retrieverの繁殖が始まったと知っていたので,田舎の大屋敷のような場所を期待していた。

 代わりに,簡素な郊外の牧場の前に駐車して,私たちが見学するように招待された生後7週の子犬がいそうだというヒントは,もっとも,ブリーダーの検査に受からなければならないのは実際には私たちのほうであるとは分かっていたが,正面玄関にかけられた看板だけだった。その看板には2匹のゴールデンレトリバーが描かれており,「前足を拭いてください」と書かれていた。なぜ,突然,私は涙をぬぐいたい気分になったのだろうか?

 私の心は今でもバディ,全く耳が聞こえず,最後まで元気の良かったウエストハイランドの白のテリアが亡くなったことでうずいていた。彼は14歳で2007年3月に亡くなった。私たちの二人の子供,コーネリアとウィルは,彼と一緒に成長したが,彼が逝去する前に巣立っていったが,しばしば,バディはお母さんとは完璧な関係だったよねとしみじみ言った。

 バディは私同様に,自分だけで満足するタイプだった。小柄だったけれど,人のいいなりになるような犬ではなかった。多くのウェストハイランド犬のように,おそろしく頑固で呼ばれても決して来ることはなかった。彼は小さな子どもたちが周りにいると,気まぐれで,不機嫌になることがあって,私の名付け娘の上唇を噛んだことがあった。彼は年寄りにもよくなかった。何年もしてから,お年寄りの婦人の足を噛んだ。彼女はどういうわけか,私たちの階でエレベーターのドアが開いたとき,裸足でナイトガウンを着て,エレベーターの中で立っていたのだ。(幸いなことにその事件でバディの被害者となったイブと私の思いがけない友情の始まりになった)それでも,私はバディのことを愛し,彼が犯した全ての罪を許した。私はまた,彼から多くのことを学んだ。とりわけ,彼は私にストレスのある状況にあっても,犬は思いがけない,また,興味深い方向へと人を導いてくれる独特の方法があることを教えてくれた。

 私は理不尽なくらいに彼を甘やかしたことを打ち明けよう。家に来たお客さんはしばしばローズマリーを加えたチキンの照り焼きの匂いで目を覚ました。私は彼の朝食にそれをあげるのが好きだったのだ。ヘンリーは恨み言でもないが,私が出張に出かけて,家に電話をしたときには,まず,「バディはどう」というのが質問だったとしばしば言ったものだ。

 コーネリアとウィルが私が抱きしめるのを嫌がるようになって,私が考えついたゲームがうっとうしいと感じ始めてからずいぶん経っても,バディはいつでも彼のピンク色のお腹をくすぐらせてくれて,綱引きをさせてくれた。子どもたちの生活が学校やスカウト,スポーツ,それから後に大学,仕事,恋愛で一杯になっても,バディは変わらぬ仲間でいた。

 バディが子犬だったとき,私たちはバージニアに住んでおり,彼と私は何マイルも一緒に散歩をし,興味深い家のある新しい脇道を見つけたものだった。

 いつでも,立ち止まって彼を褒めてくれる人がおり,それで,たくさんの近所の人に会った。散歩中にはまた,当時はWall Street Journalに勤めていたが,記者としての仕事のプレッシャーを幾分でも取り除くことができた。時には,革ひもをあちこちへと引っ張りながら気の赴くままにして,当時,取材の対象であったワシントンのスキャンダルに関する素晴らしい記事や観点を思いついたものだ。バディは忠実で,誠実であったが,私に忠実な仲間だった。

私の愛犬バディ

新しい犬を見にブリーダーを訪れた私は亡くなったテリアのバディを思い出した。頑固な性格,子供の成長とは違って常に近しかったこと。彼との散歩でたくさんのことを得たこと。バディは常に私の忠実な友だった。

大問3

 しかし,イギリスほどオーストラリアに方言が誕生することはあり得そうにない。これは,現代の輸送,通信状況が1500年前,あるいは100年前とも大変異なっているからだ。英語は何千マイルも離れた,世界の多くの場所で話されているが,英語がインドヨーロッパ語族あるいはゲルマン語族のように様々な互いに通じない言語に分かれることもあり得そうにない。ドイツ語とノルウェー語が別々の言語になったのはこの2つの言語を話す先祖たちが地理的に離れて移動し,互いに連絡を取り合うことがなかったからだ。現代社会では,予想外の災害がなければ,このようなことは,少なくとも近い将来には起きないだろう。例えば,アメリカ人とイギリス人が互いに連絡を取り合って,互いに話し合いたいと思っている限り,彼らの方言が全く別の言語になるほどに離れ離れになることはありえないことだ。

 しかし,同じ方言を話すようになることも本質的にありえないことだ。時々,もっと良識があるべき人々が50年後にはイギリス人はアメリカ人のようにアメリカ英語を話しているだろうと予測している人がいる。これはあきらかに馬鹿げている。実際に様々な英語の種類に起きていることは次のようなことに思える。現在の所,アメリカ英語とイギリス英語は発音において分かれている。多くの点において,アメリカ発音とイギリス発音は互いに徐々に異なりつつある。これはイギリスでは起きていない発音の変化がアメリカ英語でおき,また,逆のことが起きているからだ。

 したがって,100年後には互いに理解しようとするなら,現在より慣れるのに少しだけ多く時間がかかり,努力が必要になるかもしれない。しかし,近しければ,常により理解がすすむ,ということを心にとめておかなければならない。初めてトーキーがアメリカからイギリスに伝えられたとき,多くの人々が映画が理解できないと不平を言った。このことは今では奇妙なことに思えるかもしれないが,もちろん,1930年代までは,多くのイギリス人はアメリカ方言を聞いたことがなかったのだ。現在ではイギリス人はテレビで耳にするようなアメリカ英語には慣れ親しんでいるので,理解するのになんら苦労しない。

 一方,語彙のことになるとアメリカ英語とイギリス英語はより似通ってきているだろう。ますます多くの単語が太平洋を相互に行き来している。1950年代まではイギリス人はwirelessと言ったが,現在では多くの人がradioと言っている。全てのイギリス人によって現在ではきわめて自然に使われている多数の単語が以前は「アメリカ語法」と考えられていた。20年前,アメリカ人は決してイギリスのののしり言葉であるbloodyを使わなかった。現在ではますます多くの人々が使っている。など。

アメリカ英語とイギリス英語

アメリカ英語とイギリス英語は異なった方言となったが,通信手段の発達によって,以前の言語のような別言語になることはないだろう。発音はより異なるかもしれないが,語彙はより似通ったものになりそうだ。

【東京女子】

大問1

日本に伝わったカフェはコーヒーと密接な関係を保ちながら日本的モダンへと変貌した。カフェは時代の変化とともに役割も変えながら,共同体の中心地として議論の場や様々な人間関係を構築する場を提供している。(98字)

大問2

結婚生活の幸運を祈って花嫁はドレスに次の4つを身につける。①家族の絆や過去にまつわる思い出の品。②未来のために新調した物。③家族や友人と一緒にいられるように願う借り物。④貞節の象徴である青色の物。(98字)

大問3

ハワイ諸島は地理的に孤立しているがアメリカ大陸原産の陸貝がいる。最初の陸貝は370年前に鳥によってもたらされたが,この陸貝は現在のものとは違う。小さな貝やその卵は鳥によって定期的に運ばれれているのだ。

【首都大学・理系】

 「この講座の最後の課題はグループプロジェクトで....」こうした発言を聞くと学生からは入り混ざった反応が必ず起きる。大きな課題の負担を分かち合えてほっとするのは典型的な反応だ。やる気のない人と一緒になるのではないかと心配する学生もいる。また一緒に勉強することで友だちができる可能性にワクワクする学生もいる。組織的な作業グループは従業員にも同じ難題を伴って同じ幅広い反応を巻き起こす。こうした難題があるので,組織はチームでの手法が望ましいかどうか注意深く検討すべきだ。

 

 たしかに活動によっては高度に調整されたチームによってなされなければならない。パイロットは副操縦士や飛行技師がいなければジェット機を飛ばすことはできないし,外科医は看護師,助手の援助なくして盲腸を切除できない。しかし,多くの場合,組織はチームでの手法が仕事を達成するのに向いているかどうか決定できる。たとえば,重要な決定は個人でも集団によってもできる。仕事をチームに託すかどうかという決定は多くの要因を考慮に入れるべきである。確実に観察されているように,他の人より一緒に働くのが優れている人がいる。これがチームを編成する研究の基点となる前提だ。重要な点はどのような個性の交わりが最も効果的なチームの機能をもたらすか明らかにすることだ。答えの一部はチームが達成することを期待されている内容による。また,どのような結果が本当に重要かにもよる。例えば,きわめて多様性に富んだワークグループを持つことは創造的な問題解決に大変プラスの影響を与えうる。残念なことにきわめて多様性に富んだ集団は際だって辞めそうな人物がいるとメンバーをとどめるのが困難な傾向もある。多様なチームは創造性を獲得するが,安定を失う。しかしこの不均衡はプラスの副作用もある。新しいチームメンバーが既存のチームに加えられると,チームはより創造的になる。「新しい血」を加えることは新しい考えをもたらすだけではなく,元からのチームメンバーたちがより創造的に考えるようとする刺激を加えることもあり得るようだ。

 

 より一般的には多様性に関して最も効果があるように見えるのは全てのメンバーがなにか独特な貢献ができるように十分な相違があることだ。これは機能的な多様性すなわち教育や経験に基づいた相違を持つことによってもっとも的確に達成される。この種の多様性はチームメンバーが互いに学習できるという,長期にわたってチームメンバーに恩恵を与えることのできる付加的メリットもある。反対にチーム内の人口的な多様性(年齢,性別,人種といった)はしばしばチームの遂行やチームメンバーの満足感にマイナスな影響を与え,より多様性に富んだ職場を作ろうとしている組織に独特の難題を与えている。

 

 チーム編成に関連したもう一つの問題は「チームプレイヤー」すなわち,幅広い人々と効果的に働ける人々をどのように雇うか,という問題だ。この傾向はチームをベースにした組織においては勢いをます勢力で,採用側がトップクラスの社員を見極めるのに役立つという条件で,コンサルタントは高額な契約を与えられている。こうした新たに採用された人たちは技術的に熟練しているばかりでなく,他の人たちと上手く働けることも期待されている。チームメンバーの選抜に関する研究は,また,個性のアプローチとの関連を示している。例えば,勤勉で社交的な人がいるチームはより効果的な傾向がある。大変感じのよいメンバーを持つこともまたチームの成功に関係している。興味深いことにこの研究は立った一人でも不愉快なチームメンバーがいるとそうでなければ上手く機能する集団に逆行する影響をもたらしうる。「一つの腐った林檎は箱全部をダメにする」(1 つの腐ったリンゴは全体を腐らせる)という諺はチームに当てはまるようだ。

 

 考慮すべきもう一つの要素はチームの理想的な大きさだ。この点では,チーム内のモチベーションに関する研究がきわめて具体的だ。この研究によれば,チームを大きくしすぎるより,ちょっと少なめに配置するのがはるかによい。多すぎるメンバーのいるチームはメンバーの努力をまとめるのに苦労する(例えば共通の会議時間の設定など)ばかりでなく,集団で働くときに彼らの努力を削ぐ傾向がある。当然,あるチームのメンバーがチームをどのくらいの大きさにすべきか決めるとき,チームを大きくしすぎることがある。というのもチームが大きくなれば,それだけ自分たちの努力が軽減されるとわかっているからだ。組織は過剰でも過小でもない人員を配置されたチームを作ろうとしているので,この傾向は組織が取り組むべきことだ。

 

 

タスクチーム編成で考慮すべき点

仕事には個人で取り組むよりチームの方がよい場合がある。チームが機能するためにはメンバーの多様性や性格を考慮に入れ,チームプレイヤーかどうか判断するのが重要だ。また,チームの規模についても配慮が必要だ。

 

【名古屋・大意】

大問1

【一部英文の訳出が完全に抜け落ちています。意図的ではありません。また,この日本語を読んでもよくわからないはずです。あしからず】

19世紀の商業社会の中心では,ヴィクトリア朝のロンドンは都会生活の極端なものが組み合わさったものとして大陸からの旅行者から見られていた。素晴らしい広場や公園があるのに,冷たく機械的な産業に支配されているように見えた。旅行者の想像力が産業的な現代性というテーマに奪われるために,ロンドンの記念碑や文化的な成果の陰が薄くなることもあった。ロンドンは潜在的な産業ヨーロッパの未来のイメージを提供していたので,大陸からの旅行者はロンドンに落ち着かない経験を見いだしていた。その保守主義やプライバシー,個性が英国の政治経済の代表として表された。自由市場の資本主義と政府の不介入,それに19世紀のヨーロッパの他のどこにも見つけることのできない個人の自由という他に類を見ない組み合わせであった。したがって,Louis Enault1859年,ロンドンは「国の頭脳であり,心臓部」だと主張できた。

 1840年から1900年の間の旅行者の著作物では,都市近代性を中心に強い不満感が顕著である。したがってロンドンに対する大陸の見方は都市的近代性の型の間の相違を示唆している。より科学技術的志向の進歩の場所,例えば鉄道やガス灯はこの最も顕著ででしゃばりな現代性の結果を表していた。一方,ロンドンの文化的産物,大英帝国に影響を受けているものとして考えられているが,この都市にたまった知性を活性化し,進歩させるのに必要な文明と輝きを表す指標として高く評価されていた。

 「産業」と「文化」的な潮流に分かれたものとしての現代性の認識,そして,ヴィクトリア朝ロンドンにおける前者の否定は19世紀都市旅行で登場してきた型の中にその根がある。産業化が19世紀初頭のロマンチックな風景を死に追いやったので,理想化した崇高さのイメージは1840年代の都市生活の冷厳な表象にとって変わられた。大陸からの旅行者にとってはロンドンは究極的に蒸気と鉄の不確実で不安な未来の始まりを象徴していた。この観点からは,Andrew Leesが論じているように,英国は「社会的な実験室」すなわち他の国においては,その程度が弱いか,もうじきやってくるであろうプロセスや問題を明らかにしている都市である。国内の研究者のみならず外国の研究者のためになり,学ぶべき点のある巨大な実験であった。ロンドンについて書いた多くの人々は英国の首都を自国の人々に,来る変化を理解する方法として伝える為にロンドンにいた。彼らがジャーナリストや作家,旅行記者であり,全員が人類の状況,産業現代性の問題を理解するのに興味を抱いていたのは決して偶然ではない。

 初めて「工場の都市」を見た衝撃のために,多くの人々が間違いなく否定的な反応することになった。大陸的な文脈では,産業の集中は英国のそれは顕著に異なっていた。1875年までは不均衡な都市化率と地理的に分散した産業基地との組み合わせは多くの世紀半ばの訪問者たちは母国ではそのような組み合わせは見たことはなかっただろうことを意味していた。場合によっては,大陸からの旅行者は自分たちの見たものを的確に表現する言葉を持ち合わせていなかった。例えばロシア人小説家Fyodor Dostoyevsky1862年ロンドンは「自分の目の前で実現された黙示録のなんらかの予言だと考えた。このような表現は意図せずFriedrich Engels1844年のイギリスの労働者階級の状態に呼応していた。その本は英国の政治経済が国の産業化を取り巻く増大する苦痛に対処できないことに焦点を当てていた。大陸の批判はしばしばEngelsの研究に見られる全てのテーマと呼応しており,ロンドンを風刺して,これら同じ失敗した政策を表す提喩にした。にもかかわらずマンチェスターの貧民街が意図的に課せられた構造的な金持ちと貧乏人の間の原動力の結果であり,それは,都市の不満をきれいな通りの表面の背後に隠しておいたが,ロンドンの問題は政治的な意志の欠如の結果のように見えた。すなわち貧民街や,鉄道やパイプの乱雑,風変わりで支離滅裂な建築物は中央政府が過度なものの最悪な物の影響を減じようとすることに無関心なこととあいまった個人主義の混沌とした象徴である。

 そのような暗い感じにも関わらず,ロンドンに関する概念は全部が否定的というわけでなく,大陸からの旅行者はしばしば具体的な場所に魅せられた。イタリアの冒険家であり旅行作家だるEdmondo de Amicisはウェストミンスターはもっとも崇高なイメージの一つを表していると感じた。「ここで楽しまれる眺めはロンドンでは最も美しくセーヌ川の橋から見られる全ての眺めに匹敵する」実際,ここで検討されている多くの旅行者は最初から批判的な気持ちを持ってロンドンに旅行したのではなく,職業的な活動と個人的な興味がおり混ざっていた。動機は何であれ,西ヨーロッパには英国の首都に対してある種の魅力を感じていたのははっきりしている。

 「現代性」を構成するものは決して決まっていない。この言葉は具体的に何に言及するのか明らかにすることなく使うことはできない。ロンドは他の都市と比べて初めて現代的,あるいは現代的ではないのである。この基点で旅行者は自分たちの経験に照らして英国の大都市の多くの特徴を解き明かそうとした。英国の産業技術は海峡を隔てた旅行者には現代的であるが,例えばアメリカ人はそれは時代遅れて非効率だと感じていた。ロンドンの文化,政治経済は帝国の属国にとって現代的であり,英国の模範を真似たが,同じ形態がフランス人やドイツ人の旅行者を感心させることはない。都市旅行は従って「現代」都市は主観的な概念であることを示している。現代性は究極的には旅行を取り巻く多くのことと同様に,旅行者の考え方と(通例表面的な)受け止める文化の経験との間の関係の産物である。それは普遍的に適用できるものでないし,その時代の著作物の間で一定しているわけでもない。

 

ヴィクトリア朝ロンドンの光と影

19世紀半ば大陸から英国を訪問した人々はロンドンに将来自国にもたらされる現代性を見いだし,否定的に反応した。一方,建造物には感銘を受けた。現代性に対するとらえ方は,基準となるものによって異なっている。

 

大問2

仕事での創造的な解決策を探しているのなら,孤独な一人部屋に入ったり,ドアを閉めて,静かにジレンマについて考えないようにしなさい。代わりに近くの喫茶店へ。できたら人がおしゃべりをしていてウエイターが忙しそうにコーヒーを出してうるさい場所へ。優れた,もちろん,創造的な新しい研究が適度な雑音は人によっては静寂よりも革新的な思考を促すのに刺激になる。

 これまでなぜいい考えを思いつくのは混雑した喫茶店なのか,と思っていた。そういう人は私一人ではないことが判明した。その効果はカフェインのせいでもない。Ravi Mehta教授と2人の同僚は創造的な問題解決への周囲の適度な雑音の影響を調べ始めた。一連の実験で研究者たちはあるレベルの騒音が実際被験者が優れた新しい考えを思いつくのが簡単になった。「限られた具で夕食を作るとか研究の興味深いテーマを作るといった日常的な問題に対して創造的な解決方法を探している人にとって,私たちの研究によれば,解決策を導き出そうと部屋に引きこもるより,快適な空間から出て,比較的うるさい環境(カフェのような)が脳が抽象的に考えることを刺激し,創造的な考えを産み出す端緒となるかもしれない。

 消費者研究ジャーナルの論文から期待するかもしれないが,市場関係者の参考になることもある。研究者の実験では,適度な周囲の騒音によって消費者はより斬新な商品を買うことを考え始める可能性がある。実際,研究者たちは「新しい斬新な商品を採用するのを促すために市場関係者は展示場を適度な周囲の騒音で満たすことを考えるかもしれないことを示唆している。

 著者たちは一つの重要な注意をしている。適度な雑音の想像力を高める力はそもそももとから創造的な人に十分役立つかもしれない,ということだ。

 

優れた着想をもたらす適度な周囲の雑音

 

最近の研究によると,日常的な問題の創造的な解決策を思いつくには静かな場所よりカフェのような適度な雑音に囲まれた場所の方が適しているそうだ。また,適度な雑音は消費者に斬新な商品を買わせる力もありという。

If you’re looking for a creative solution to some problem at work, don’t retreat into a chamber of solitude (or an office with the door closed) to ponder your dilemma in silence. Instead, head to the nearest café – hopefully, one where people are chatting and the baristas are busily scuttling about making cappuccinos and frappuccinos and generally making some noise. A clever and, yes, creative new study suggests that moderate background noise is a better spur to innovative thinking than the sound of silence.

I’ve always been a bit puzzled as to why I sometimes get my most creative work done while sitting in a crowded, bustling café. It turns out I’m not the only one — and the effect is not entirely the result of the sudden infusion of caffeine. Ravi Mehta, a business administration professor at the University of Illinois at Urbana-Champaign, and two colleagues set out to explore the effect of moderate ambient noise on creative problem solving. In a series of experiments, the researchers found that a certain level of noise actually made it easier for experimental subjects to come up with clever new ideas. As the researchers put it:

For individuals looking for creative solutions to daily problems, such as planning a dinner menu based on limited supplies or generating interesting research topics to study, our findings imply that instead of burying oneself in a quiet room trying to figure out a solution, walking out of one’s comfort zone and getting into a relatively noisy environment (such as a cafe) may trigger the brain to think abstractly, and thus generate creative ideas.

(MORE: Finding a Job in 2012: Real-Life Success Stories)

Isn’t all that noise a bit, you know, distracting? Actually, yes – and that’s the point, as Mehta and his colleagues explain in a new paper published in the Journal of Consumer Research. While a relatively quiet environment may make it easier to, say, plow through a book, a noisy environment can induce a certain degree of “disfluency” or “processing difficulty,” which can disrupt your normal way of thinking in such a way that it actually enhances the sort of abstract thinking that can spur real creativity.

But it’s not as simple as noise = creativity. Too much noise – like, say, someone with a jackhammer tearing up pavement right outside your office — really can make it hard to hear yourself think. The solution is to find a happy medium — a place that is pleasantly noisy rather than jarringly loud. As the researchers put it:

A] moderate … level of ambient noise induces processing disfluency, which leads to abstract cognition and consequently enhances creativity. A high level of noise, however, impairs creativity by reducing the extent of information processing.

(MORE: Starbucks CEO Has Big Plans for Company and Country)

As you might expect from a paper in the Journal of Consumer Research, there’s something here for marketers too. The researchers’ experiments show that moderate levels of ambient noise can also spur consumers to consider buying more innovative products. Indeed, the researchers suggest that

in order to encourage adoption of new and innovative products, marketers might consider equipping their showrooms with a moderate level of ambient noise.

The authors do have one major caveat: The creativity enhancing powers of moderate noise may only work fully with people who are naturally creative to begin with. Sorry, dullards. You’re on your own.

Read more: http://business.time.com/2012/06/21/need-to-brainstorm-head-to-starbucks/#ixzz2P49xzOcY

 

大問3

友人は本当に幽霊を見たか。

幽霊を見て写真を撮ったという友人の体験は,浮遊するゴミか煙を見たか,病気や疲労による幻影,あるいは幽霊を見たいという気持ちからくる幻覚などの説明が可能だ。しかし,科学的説明のつかない神秘体験もある。

【同志社・2月5日】

大問1

チョコレートは体にいいとされるが,研究では証明されていない。ココアが低血圧,心臓病によいとされるのは,ココアを多量に摂取するクーナ族の例によるが,アメリカのチョコはそれとは違う。固形分が体に良いとされるが,証明は難しい。1)ココア単独の効果を抜き出すことが難しい。長期的な研究が難しい。チョコレートには様々な種類があり,意図的に体によいとされる固形分が減らされていることもあり,それも判断できない。

 

チョコレートの医学的効用の証明の困難さ

チョコレートは高血圧,心臓病,ガン,糖尿病など健康によいとされるが,様々な種類があり,どのチョコレートを対象にするか,被験者に対する研究期間が短いなど,効用との直接的な因果関係を証明するのは困難だ。

大問2

アメリカの幼児の性差による服の色の変遷

アメリカでは19世紀末までは子供服の色について男女の差はなく,白のドレスを着て,髪の毛を伸ばしていた。その後,様々な変遷を経て,男子は青,女子はピンクの服となっているが,中性の色に回帰する動きもある。

大問3

ドバイと日本の留学生,アメリカでの会話

アメリカの小都市Davisに留学しているAbudlはドバイでの経験もあり,バスや歩きで移動。京都の留学生Keikoは自転車で通学。車道を走るため,アクション映画の場面のようにスリルを味わっている。

【名城・法ほか・100字要約】

大学とは教師と学生の共同体である。ヨーロッパ初の大学は11世紀に登場したが,当初修道院の影響が強かった。大学は教会の資金で運営されたが,学問の中心は文芸であった。ラテン語が共通言語であったので,ヨーロッパのみならずイスラム圏の大学とも交流が可能であった。

 

教師と学生の共同体であるヨーロッパの大学は11世紀に登場した。修道院の影響が強く,大学は教会の資金で運営されていたが,学問の中心は文芸であった。ラテン語のおかげで広く大学相互の交流が可能であった。

【熊本県立・100字要約】

大問2

国民性を特徴付ける一般化について

日本人について一般化し,様々な国の人と比べている。一般化にはそれなりの根拠があるが,一部の真実を伝え,全体を捉えていない可能性もあり,信頼できない点もあるが,様々な印象をまとめる唯一の方法だ。(96)

 

大問3

科学と宗教の関係について

科学とは科学的方法を用いて獲得した知識であり,宗教も宇宙の神秘を説明しようとしたものだ。科学の進歩は宗教と対立し,互いに排除しようとする人もいるが,科学と宗教は併存すると考える科学者もいる。(95)

 

大問4

死から蘇った妻に対する周りの反応

死から蘇った妻に対する周りの反応はおもしろい。妻が全く存在しないかのように私とだけ話をする人。遠くで私たちを見つけると避けようとする人。そもそも妻が死んだことを知らずに普通に話す人などだ。

【西南学院・大意】

大問1

 私たちは自分たちのことを理性的な生き物だと考えたい。用心するし,雨に備えて傘を用意するし,<以下略>

 

楽観主義的バイアス

楽観主義的バイアスとは未来は過去や現在よりよいと信じることだ。これはあらゆる集団に存在する。楽観主義には危険も存在するが恩恵も多い。楽観主義の研究が人間の意識の働きについて新たな知見を開いている。(98)

 

大問3

19世紀に歴史の勉強をしていたら,文明は8000年ほどまでに中東で生まれ,その時代に人類は狩猟・採取経済から離れ,村に住みつき,穀物を栽培し,動物を家畜化した。十分な食料を確保して,農業によって,人類は他の活動をする余暇を手にして,新たな文化的進歩をもたらした。最初の陶器は紀元前5000年頃メソポタミアでできて,紀元前3000年までにはシュメール人は文字を作り出していた。中東の中心地から新しい技術の知識が東に広まり,インド,中国へ広まり,南ではエジプトへ,その4700年前のピラミッドは世界最古の石碑としてみなされている。さらに紀元前1600年までには西方向のギリシャまで。この順序だった文明の伝播は確かに見える証拠によって支持され,事実として教えられている。しかし,元となっている前提のほぼ全ては間違っていたと判明した。最近の発見と,より正確な年代測定技術によって,たとえば,穀物の栽培は中東と同じくらい昔にタイで独立して始まり,それよりわずかに遅れてペルーとメキシコで始まった。私たちはまた日本人は中東の人々の前に陶器を作っていたことや,ルーマニア人はシュメール人より数世紀前に文字を作り出したかもしれないことも知っている。また,西ヨーロッパの初期の墓石がエジプトのピラミッドよりも2000年ほど前のものだということも同様に混乱を与えている。

 

根底から覆される古代史

これまで中東で文明が発生し,世界各地に伝播し,そこで文明が花開いたと考えられ,教えられてきたが,中東以前に世界各地で独立して文明が発生したという事実が見つかっている。古代史の前提は覆された。

【上智・理工】

大問2 議論再燃:最初のアメリカ人の到来時期

最初のアメリカ人は約15千年前にベーリング海を渡って来たと考えられてきたが,アメリカ大西洋岸で発見された石器がそれより古く,最初のアメリカ人の到来時期,方法について議論が再燃している。(93)

 

大問3

あらゆる場面でかわいいが存在している。

日本は可愛い文化の輸出に余念がない。

なぜ,かわいいに引きつけられるのか?可愛い信仰は世界的に受け入れられ,日本のイメージになっている。世界に影響を与えている。

これは幼い精神年齢の象徴で,伝統的な文化の消滅を危惧する人。成長したくないことを表している。

「かわいい」は日本の文化を愛する調和に根ざす。江戸時代のお守りを集めるのにさかのぼり,精神的な平穏をもとめ,厳しい現実から逃れようとしている。

望ましいものをすべて取り囲む魔法の言葉が「かわいい」

「かわいい」の概念が日本の文化の影響力を決定しうる。影響力が日本の将来を握る。

 

「かわいい」文化への執着,日本を二分する

日本では「かわいい」ものが溢れ,世界には日本のイメージになっている。「かわいい文化」は日本人の幼さの象徴か,伝統的な心の平穏をもたらすものか。この文化が日本の将来を左右すると考える人もいる。(95)

 

大問4

仕事で疲れ切った女性が帰宅のためにバスに乗った。黒人席の最前列で白人に席を譲るように求められた。

 女性は断った。この女性の行動が20世紀でもっとも重要な公民権運動の発端になった。

 警察が到着,逮捕。

 裁判で判決が出た日,モンゴメリーの教会で開かれた抗議集会には多くの人が訪れた。キング牧師は「虐げられることには我慢できない」と語った。

 パークスの勇気をたたえた。バスボイコット運動がおき,アメリカの歴史の進路を変えた。

 

アメリカ史を変えた女性,ロザ・パークス

黒人席に座っていた女性が白人に席を譲るのを拒んだ。彼女の逮捕は公民権運動に火をつけ,判決当日の集会に多数の黒人が集まり,キング牧師の話を聞いた。バスボイコット運動が始まり,その後の歴史は変わった。

 

大問5

厄介なフクロギツネ,毛皮産業をうるおす

オーストラリア原産のフクロギツネはニュージーランドでは有害動物。毛皮はハンターには儲けの種。

天敵がおらず,森林を破壊,鳥の卵を食べ,病気を蔓延させる。19世紀に持ち込まれたフクロギツネは急速に増加,現在7000万匹ほど。有害動物とみなされている。少数の頑強なハンターがフクロギツネの猟で生計を立てている。週末のスポーツとしている人もいる。毛皮の販売は金になる。猟は大変。

大変なので止めた人もいる。毛皮は高級品に使われる。ニュージーランドの1産業を形成している。

フクロギツネの毛皮はメリノ毛織物と混ぜると,柔らかく,軽く,保温性のある材質となる。輸出市場で適切に扱えば成長する可能性がある。動物愛護の問題にはならない。

 フクロギツネの皮産業は地球のため,環境のため。

 どんなに頑張っても当面いなくなることはない。

 

厄介なフクロギツネ,毛皮産業をうるおす

ニュージーランドでは有害動物であるフクロギツネが多量に繁殖している。この毛皮は軽量,ソフトで贅沢品の毛皮に向いており,毛皮産業が存在している。数も多く,有害動物なので動物愛護の標的となることはない。(99)

 

大問6

生還!冬眠人間

六甲山で遭難した男性が3週間ぶりに無事生還した。彼は冬眠状態になり,脳の機能を保ったまま,体の機能は低下。そのために食料,水なしに生き延びた。人間の冬眠の可能性を示唆する事例である。(91)

 

大問7

政府の命運をかけた高齢者事業

新しく政府の高齢者事業部長に就任した元市長は,市長時代に退職した高齢者の技能,経験を生かすことで市の産業を活性化した。政府は彼を高齢化対策の責任者に抜擢。彼の働きは政府の命運をも左右している。(96)

【関西学院大学・2月1日分】

大問1

 男性も女性も,私生活でも仕事でも感情の制御を行っている。しかし,感情的な経験において,感情の制御は女性ほど,男性にも重要だろうか。そして,同じように重要だろうか。この質問の答はノーだと確信している。理由は一般的な女性はお金や権力,社会的地位に対して独立して理由できることがはるかに少ない。女性は社会的には服従的なレベルのおり,このために4つの結果がもたらされている。

 第1に他の手段がないので,女性は感情から手段を作り出し,自分たちに欠けているより物質的な手段の見返りとして男性にそれを提供する。したがって感情を制御し関係的な仕事をする能力は女性にとってはより重要な手段となる。

 第2に感情の制御は男性と女性では異なった点で重要である。このことは男性,女性はそれぞれ異なった種類の関係の仕事をするように求められる傾向があるからだ。概して女性は感情の制御の客室乗務員のサイドに精通し,男性は料金徴収のサイドに精通している。職場での感情の制御のこの専門化は女の子と男の子に与えられる子供時代の心の教育が異なっていることによる。さらに,それぞれの専門は異なった感情の仕事を提供している。女性は親切にすることで怒りや攻撃に対処する仕事が割り当てられる傾向がある。男性には様々な種類の法を破る人に対して攻撃をしかける仕事が社会的に割り当てられいるため,個人的に恐怖と弱さを克服する仕事が生まれる。

 第3に,そしてもっとも注目されていないが,一般に女性が従属していることで,他人の置き換えられた感情に対して全ての女性は弱い立場になる。例えば,女性の客室乗務員は乗客の罵声の対象となりやすいために,男性の乗務員が自分たちに対する予期せぬ攻撃に対処するために呼び出された。

 男性と女性の力の相違の4番目の結果はそれぞれの性別の人に対して,制御された心の異なった部分が商業的な利用に使われる。女性は自分たちの美しさや魅力,関係技術の防御的な使用によって従属反応することが多い。彼女らにとって,商業的濫用に対してもっともさらされるのはこれらの能力である。「男性」の仕事における男性社員にとっては,会社にもたらされるのは怒りを管理し,威嚇する能力だ。したがって,男性と女性は異なった形で感情の制御を経験するようになる。

 伝統によれば,中流のアメリカ人女性は男性よりもより感情豊かだ。ランダムハウス英語辞典での「感情的な」の定義は深く根ざした文化的な考えを反映している。にも関わらず女性はまたため息や,突然の涙,喜びの表情を計画する能力があるとも考えられている。一般的に女性は男性より表現や感情をうまく,より頻繁に使うと考えられている。そしてより練られた感情は自発的な感情と表面的には似ているので,感情によってより簡単に影響を受ける状態と状況が必要とするとき意図的に感情を管理する行動と混乱することがある。

 特にアメリカの中流階級においては,女性は感情をより管理する傾向にある。というのも一般に,女性はお金において男性に頼り,その借りを返す様々な方法の一つはさらに感情の制御をすることだ。特に他人の幸福と地位を肯定し,高める感情的な管理である。子どもたちが家庭で学び,実行する感情的な技術が職場に持ち込まれると,女性の感情的な管理がより顕著になる。というのも一般に男性は自分たちの感情を手段にするようには教育を受けておらず,したがって,感情を管理する能力を伸ばす可能性は低いのだ。

 

男女における感情の制御の違い

女性は社会的に弱い立場にあり,それを補うために感情を制御している。感情を制御することは女性にとって重要な手段である。男性が攻撃的な役割が期待されているのに対して,女性は感情的に相手に対応する。男性が怒りや威嚇する能力が求められるのに対して,女性は相手に対して従属的な態度をとる能力が求められる。男性への依存度が高いアメリカの中流家庭の女性は感情豊かである。感情を道具として使っている。

 

女性は社会的に弱い立場にあり,それを補うために感情を制御し,相手の怒りを和らげたり,相手の気分をよくさせたりしている。男性への依存度が高いアメリカの中流家庭の女性は感情豊かだと考えられている。(96)

 

大問2

 アメリカ建国の以前でも,北アメリカには幅広い言語,おそらく2000位のアメリカ先住民の言語を話す人で一杯だった。言語の専門化によれば後にアメリカ合衆国となる土地に移住してきた最初のヨーロッパ人は15世紀後半にスペインから到着した。

 それから,1617世紀の間に他の国からのヨーロッパの移民が増大し,最終的には原住民にとって代わった。スペイン語や英語,フランス語,オランダ語がアメリカでは優勢になった。ボストンやニューオリンズといった大都市に住む植民地のアメリカ人はヨーロッパ人,アフリカ人,アメリカ原住民との交流の結果,日常で一般に話される言語で耳にしたものは20にも達したかもしれない。しかし,時に新しい移民は同じ言語を話す人々の近くに住むことを選択肢,他の言語を話す人々と交わらなかった。例えば,多くのドイツ人はペンシルベニアに定住し,オランダ人のコミュニティーがニューヨーク州にできた。しかし,全体としては大多数の移民が英語圏から来たので,英語が新世界では優勢な言語となった。

 アメリカ英語がアメリカ革命の時代までには優勢になっていたが,アメリカ合衆国の建国の父たちは何回か英語を国語にする機会があったにもの関わらず,国語にすることはなかった。1780年,ジョン・アダムは大陸会議がアメリカ英語を標準化し,新生アメリカの言語使用をコントロールするために公式なあかデミーを設立することを提案した。議会は彼の提案を非民主的だとして否決した。この時期,言語の使用は国策の問題というより個人の選択の問題だと判断されていた。この個人の言語の使用を認めて,政府は公式文書を英語に加えてドイツ語,フランス語で出版した。

 18,19世紀には連邦政府は概して中立とアメリカ合衆国で使われている様々なヨーロッパ言語に対して受容の政策を継続した。地域の学校は英語を使うことを求められるより,地元の人々にふさわしい母語を使った。州はまたより広く使われていたスペイン語やフランス語,ドイツ語に加えてウェールズ語やチェコ語,ノルウェー語といった幅広い言語で公文書を印刷することで,様々な有権者の必要に応じた。1890年の全米調査のデータによれば,アメリカ合衆国の総人口の3.62%が英語を話さず,地理的な条件によってはこの割合はもっと高かった。例えばニューメキシコでは,英語を話さない人は人口の65%以上を構成していた。

多言語国家アメリカ合衆国

アメリカでは建国以前から多くの言語が話され,ヨーロッパの移民が始まっても,多くの言語が共存し,政府は英語を押しつけることなく,様々な言語で公文書を出していた。19世紀にも英語を話さない人が数多くいた。

 

大問3

 人類は個人から構成されているが,個々が誕生し,大部分は集団の文脈において,自分自身の生活を過ごす。様々な社会の間では,個人と集団におく重きには総体的な相違が存在している可能性がある。日本人とアメリカ人,あるいは一般的な西欧人の間の違いにおいて,日本人が集団を強調し,時に個人を犠牲にしてまで強調する傾向ほど,大きな相違が他に無いことは確かだ。

 日本人は西欧人よりはるかに集団で作業をし,あるいは,少なくとも自分たちをそのように行動しているとみなす可能性が高い。西欧人が少なくとも独立性や個人性を示すかもしれない場面において,ほとんどの日本人は服装,行動,生活様式,さらに集団の基準に対する考えさえ合わせることに満足しているかもしれない。「面子」を保つことはもともと中国語であるが,一般に適用できるものだが,日本人の心に響く。日本人の最大の関心事は集団の他のメンバーの前での「面子」なのだ。

 日本人と西欧人のこの違いの一部は現実というより神話だ。私たちは独立した個人という概念,神や法律,社会の前ではただ一人であるという概念を理想化するあまり,私たちは自分自身を事実が証明する以上に自由で独立した個人とみなしている。日本人の一般的な考え方のために日本人は逆のことをする傾向がある。日本での集団の所属は大変重要だが,日本人は現実以上にそれを強調する傾向があり,すべてのことを政治での個人的な派閥,家族間の関係,学閥,個人の支援や推薦の観点から全てを解釈しようとしている。日本人は重要なことは人の能力ではなくコネだと主張するのを好む。日本と西欧の実際の状況は,例えば独立精神というアメリカの神話や自己献身的に集団と同化するという日本人の伝統的な理想によって,人々が信じようとしていることよりはるかにその違いは少ない。

 集団と個人のバランスは他の場所と同様に日本でも変化しており,この点に関しては日本と西欧が同じになる兆候がある。西欧での現代技術はより多くの個人が前の世代より家族や他の集団からの経済的あるいは他の形での独立を得られる状況を生んだ。実際,この方向への傾向は大変極端なものになっており,現代の都会生活における孤立は西欧人を立ち止まらせ,より緊密な集団の関係を探し始めている。日本においては,現代技術の影響はそれほどではないにしても,西欧と同じような影響が一般にあり,個人のために集団への強調が減少している。

 

集団と個人に対する日本人と西欧人の態度

西欧人は個人を大切にし,日本人は集団を大切にすると考えられているが,これは神話に近く,実際には自分たちが考えているほどの相違はなく,科学技術の発展によって,両者の違いはますます狭まっている。(95)

 

大問6

ヒカリ:今度の消費税どう思う?

ツバサ:大反対。本当に必要じゃないものはもう買う余裕がないみたい。この国は市民全員に負担をかけているよ。

ヒカリ:そうかもね。でも,私は賛成よ。政府の借金はもうどうしようもなくなっているし,増税は国が破綻しないためには必要よ。税金を上げることは財政難に陥るより絶対いいわ。

ツバサ:新車を買おうと思っていたんだ。それで税金が上がる前に買わなくちゃいけない。それから消費税が上がったら旅行も減らさなくちゃいけない。

ヒカリ:じゃ,もしかしたら欲しいものが全て買えるわけじゃないから以前ほどお金持ちとは感じないね。でも,増税によって国民健康保険制度や社会福祉が助かったらもっと安心するかもしれないよ。

ツバサ:でも,ぼくはほとんど病気にならないし,年をとったら自分のことは自分で面倒を見るつもりだよ。いずれにしろ日常必需品が無税になる制度を設ける必要があるね。

ヒカリ:どんな?

ツバサ:食料や衣類は毎日必要とするものの例だよ。

ヒカリ:私は全てのものに課税されて,税金はお年寄りのような社会的に恵まれない人たちを助けるために使われるべきだと思うわ。

ツバサ:僕は退職した両親を養っているんだ。もっと税金を払っても政府はこれ以上両親を支援してくれないよ。

ヒカリ:それはお気の毒ね。もしかしたら,税金が上がれば,政府は両親を養うのを支援できるようになるかもしれないわ。

ツバサ:そうだといいね。さもないt,僕は退職までに十分なお金を貯金できないよ。前に言ったように,消費税が上がったら,僕は絶対買う気が無くなるよ。何を買うにもお金がかなりかかるだろうから。それは健全な経済にとっても問題だよ。

ヒカリ:この新しい法律は私たち全員が自分たちの生活の仕方を考えるのにいい機会だわ。現在のライフスタイルはとっても無駄が多く,思慮に欠けるものになってしまったと思わないですか?

ツバサ:その通りだね。多分僕たちの世代は幸せに新しい意味を見いだすでしょう。明るい面を見ると,一見マイナスに見える変化からも何か得られるかもしれないね。

ヒカリ:いいところついているわ。考えるヒントをくれたわね。

 

消費税増税に関する会話

物の値段が上がり,買いたい物が買えなくなるし,経済が停滞するから反対という意見と,国家財政の再建,健康保険,福祉制度の助けになるから賛成という意見。いずれにしろ増税は現在の生活を見直すよい機会だ。(98)