ご存じ「ハウルの動く城」の原典
原作を読んでから,映画を見るか,映画を見てから,原作を読むか,というと,圧倒的に原作を読んで,それから映画を見ることが多いです。唯一例外はテレビドラマのショムニで,これはビデオでショムニを見てから,マンガの原作6冊を購入して読みました。ドラマのインパクトが強くて,マンガとずいぶんちがっていてびっくりしました。これまでのマイケル・クライトンの作品はほとんどそうですし,Back to the Futureもノベライゼーションされたものを読んでから,映画を見ていました。その場合はなんとなく自分で読んだ解釈やイメージと映像を照合するような感じがあって,今一映画を楽しめないこともありました。最近ではタイム・ラインを読んでから,ビデオで見たのですが,読んだ時の方が,フランスのイメージが広々としていたのですが,映画ではちょっと作ったセット,という感じで,スケールダウンしており,また,話しも原作をずいぶん省いてあったので,映画だけを見た人は,十分理解できたのだろうか,とちょっと不思議でした。もっともついて行けないのは私の方でしたが。
さて,「ハウルの動く城」は娘につきあって,このお正月に見ました。タイムラインと同様に後半は十分に話しについて行けずに私にはちょっと難解でした。他に本を購入することがあり,送料をただにするために,ついでにこの本も注文しました。前回のaffinityよりはやさしい英語だったので,軽く一気に読めるかと思っていましたが,前回どうよう,DVD鑑賞の合間に読む,ということもあり,人間ドック期間中に読んだ半分のおかげで最後まで比較的速く読み終わりました。どちらが立派,ということはないでしょうが,映画と原作はずいぶん違っていてびっくり。映画は壮大な物語と発展していますが,原作はとってもこじんまりした,個人でなんとかできる範囲で物語が進展し,こちらはいろいろな恋い物語り。このまま映像化したらつまらないでしょうが,話しの筋は理解できました。
They seemed to have to chalk every corner, including the backyard. Sophie's cubbyhole under the stairs and the odd-shaped place in the bathroom ceiling gave them quite a bit of trouble.
a small enclosed space or room.
"Botheration!" said Howl, dragging it out. The trailing tip of the sleeve was all colors of the rainbow. Or had Howl slithered out so hard that he had come out right behind himself and turned out what most people would call honest?
Sophie exchanged looks with the dog-man, who was sitting watching her, looking as doleful as Howl.
And just as Sophie was sure he was going to have to give up or topple over backward, he managed to rise to his hind legs and heave himself up into a distraught, ginger-haired man.
"What gorgeous rhododendrons!" Miss Angorian exclaimed in her huskiest and most throbbing voice.
(2005年2月13日)