Affinity by Sarah Waters

「このミス2004年度版」第1位 半身 サラ・ウォーターズ

読み始めが2004年12月12日となっています。それからほぼ2ヶ月が経ちました。こんなに本を読まなかったのも珍しいのですが,年末からDVDを見るのにはまっていて,暇な時はDVDを見て,それ以外は,文法の問題作りをしていました。寝る前に数ページ読む(それもしばらくDVDのためにお休みしていました)というペースではこのクラスの本はとうてい読み終わりません。総語数12万7千とかなりな分量です。そのPART1からPART3あたりまでは大変テンポがゆっくりしていて,SalinaとAuroraの日記を交互に読み進めることになり,正直,「どうしてこれがこのミス1位?」と思いながら読み進めていました。おそらく,短期間に集中して読めばずいぶん違うと思います。そんなわけで,後半の100ページほどは一気に読みましたが,それまでがちんたらしていたので,この本の本当のおもしろさには触れずじまいということになりました。

Aurora Leigh

To-night, when Mother asked me to read to her, I took her Aurora Leigh. I should never have done such a thing, a month ago. She saw the book and said, `Read me the part where Romney returns-poor man-so scarred and blinded'-but I wouldn't read that. I think I shall never read that part again. I read her Book Seven, that has Aurora's speeches to Marian Erle.

お母さんに読んであげている作品のひとつのようですが,当然かなり有名。インターネットでその原典も確認できます。

laudanum, chloral

But Helen tells me they have you swallowing laudanum now, and I cannot help but think that, after chloral-well, I am not certain about the effect of medicines like that, combined in such a way.'

なんか,麻薬のような薬を飲んでいるようですが…

(2005年2月6日)