No.1 Ladies' Detective Agencyの第3作。
時間的には第1作目からあまり時間がたっていないようで,おそらく数ヶ月単位での進行のようです。今回の作品でも時間的には1,2週間ぐらい。第2作で養子になった二人とRomotsweが一緒に住んで,婚約者のMr. J.L..B. Matekoniとは別居。そのMatekoniはどうも様子がおかしくて,その調子は最後まで変わりません。扱う事件は3件。同時並行的に進行して,最後に見事3件とも解決。イギリスの正統(?!)派ミステリのパターンを踏んでいます。ハリーポターやフロストと同じ調子です。
英語は読みやすくて,易しいのが一番。やはりストレスなく読み進めました。第1作から登場しているMakutsiは今回は重要な役割。事件の一つで,タイトルにもなっているMorality for Beautiful girlsはMakutsiが担当して,一人で解決した仕事。それから,Matekoniの工場の見習い工の二人も結構頻繁に登場するようになって,Ramotswe一家の登場人物に親しみが持てるようになりました。シリーズ物はやはり第1巻から読むべきです。そんなわけで,ペーパーバックになっているもう1冊。まだ,ペーパーバックにはなっていない第5作が楽しみです。
For her own part, there were many things which she would rather she had not done, starting from the time that she had put treacle on the best dress of another girl when she was six because she did not have such a dress herself.
糖みつ(《米》molasses);(料理用の)糖みつシロップ(golden syrup). (プログレッシブ英和辞典)
They were playthings to him; hewers of watermelon; eternal substitute mothers.
肉体労働をする人
(2004年7月10日)