tuesdays with Morrie
                   by Mitch Albom

最近はアマゾンの「この本を購入された方は…」に影響されて購入することも多く。この本も実はどういう経緯で購入したのかすっかり忘れています。内容から言うと,おそらく To dance with the white dogの関連で購入したと思われます。しかし,To dance with the white dogをどうして読み始めたのか全く覚えていません。

 tuesdays with Morrieはno fictionのようで,1970年代のニュース,それにこの物語の時代(O.Jシンプソンの(妻殺害?)事件の裁判報道,ABCのNightlineというテレビ番組,それから著者が学んだBrandesi Universityなど

 英語は易しく,分量も少なくあっというまに読み終わりましたが,実はMorrie先生の大切な発言がサーと頭をよぎるだけでほとんど頭に入りませんでした。残った印象は閑静な住宅街の書斎で横になっているMorrie先生の印象のみという感じです。ホーキング博士の病気あるいは,ヤンキース,ゲーリッグ選手の病気として知られる ASL(amyotrophic lateral sclerosis,筋萎縮性側索硬化(症))におかされたMorrie先生とその元教え子のMitch Albomとの最後の2人だけの授業という形で死を目前にしたMorrie先生が人生について語られます。人は死ぬとわかったとき(本当は誰でも死ぬのですが−−Morrie先生の口癖)本当に大切なものが見えてくる。その視点から全編語られています。「どうせ死ぬんだ」と思うと何か価値観が変わりそうです。

 テレビドラマにもなったようで,そのビデオも出ているようです。


(2003年12月25日)