お気楽、お四国巡り 天気と自然現象

三坂峠閉鎖。どこから松山へ行けばいいの?。

久万高原から松山へ降りる三坂峠が閉鎖だよ。
松山へ行けないよ、どうする。
大洲から来た道を引き返して、松山かな?。
えー、あの道を、また下るの、気が滅入るよ。
ナビに任せるしかないかな。
順調、順調、・・・。
あれ、狭くなっていない?、狭くなってるよ。
いやだー、やめて、ナビ、ナビやめてー。
あり、広くなっちゃった。

台風12号は、2011年9月3日に高知県の東部に上陸し、
そのまま北上して、香川県の善通寺を通過です。
こっちは、足摺岬から松山へ北上するから、追走して、追いつきました。
松山へ入る前に、久万高原の札所を打ちますので、ここを目指します。
久万高原への九十九折りはあまり好きでありませんが、
なにイヤな予感がしたので、ここを登りました。
途中、離合の連続です。乗用車、軽四、大型トラック、大型トレーラー。
車遍路を始めて、10ヶ月で離合した数をたしても足りません、多すぎです。
久万高原で、なにかあったみたいです。
新真弓トンネルを越して、国道33号線のところで、交通整理中でした。
聞いたら、三坂峠のゲートが降りて、通行止めだとのこと、えー。
45番岩屋寺を打ち終わり、ここで46番浄瑠璃寺をナビ設定し、到着時間を確認です。
そのままにして、しばらく走り、トンネルを抜けたら右折しろとナビが指示します。
えー、こんなところから行けるのか、ナビの案内に疑問です?、聞き流しです。
44番大宝寺を打てば、解除されるかなと思っていましたが、ダメでした。
とりあえず、三坂峠方向へ進みましたが、電光掲示板に、
全面通行止めの表示があります。
久万高原をどこから下ればいいのかわからないので、
ここからナビに任せて46番浄瑠璃寺を目指します。
ナビの案内は、国道33号から右折して、国道380号へ、
そして右折して、県道42号線へ行けと指示しています。
県道42号を使って、国道379号へ合流、
この砥部街道(国道379号)が松山方向へと続いています。
三坂峠の出口の砥部を目指します。
この県道は歩き遍路の農祖(のうその)峠へのアプローチ道です。
歩いたことがあった道だったので、ナビに任せて、行けるところまで行ってみました。
しばらくしたら、二股交差点に到着、右方向の県道220号へは看板の矢印で、「砥部」とあります。
看板に従えば、右折です。迷ったけど、ここは、ナビに従い斜め左へ。
しばらく走りましたが、意外と広い道です、プリウスも難なく通れます。
いい感じでしたが、集落が近づいたら、車幅しかない道になり、離合帯がほとんどありません。
対向車が来ないことを祈りましたが、やっぱり来ました。
軽四トラックスです、偶然にも離合帯があり、セーフです。
あとは、下って、曲がって、下って、曲がって、
狭い道路の連続でしたが、もうイヤだなと思った瞬間、広い道へ。
なんだよ、いまのは、なんだったの状態です。
集落のところが広ろければ、国道380号よりは通りやすいかも知れません。
途中、歩き遍路の案内板があったので、
ここは鴇田(ひわだ)峠へのアプローチ道だと思い出しました。
私たちが、歩き遍路をしたときに敬遠していた道でした、
なぜ敬遠したかは覚えていません、たぶん距離が問題だと思います。
砥部街道(国道379号)へ出れば、あとは片道一車線で通りやすい道でした。

○三坂峠の閉鎖

降水量が250ミリ以上になると閉鎖されます。

車遍路、歩き遍路とも、通行止めです。
歩き遍路さんは、従来の歩き遍路道で三坂峠を下れますが、強烈な雨なので、遍路道が滝状態になります。
それよりも、車の通れる三坂峠が閉鎖で、歩き遍路道の三坂峠が閉鎖されていないのは、どういうことでしょうか。
危険度は同じなんですが、信じられません。

○三坂道路(地域高規格道路)

カーブ、積雪、凍結、雨を回避するために建設中です。
区間は、上浮穴郡久万高原町東明神から松山市久谷町大久保までの、延長7.6km、幅員10.5m。

平成23年度末(平成24年3月ごろ)に開通予定だそうです。

「国土交通省-四国地方整備局-松山河川国道事務所」へリンク

○国道379号

この国道を気にしていたことは確かです。
いつも、久万高原へは国道380号を使います。
「小田町突合(つきあわせ)」で、右折すれば380号、直進すれば379号です。
この直進する方向の看板に、松山の字があったから、これを通れば行けるんだなと、いつも気にしていました。
特に、今回は、非常に気にしていました。
きっと、三坂峠が通れなくなり、ここを通るんだよと、「お大師さん」が言ってくれていたのでしょう。

○愛媛県道路情報。

http://road.pref.ehime.jp/asu_list.html

○回避したルート。

「三坂峠が雨で閉鎖される。松山へのルート。」google map へリンク。