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わだちの跡が深いな、深い。
こりゃ、対向車が来たら、離合して交わせないよ。
よーし、来てないな、行くぞ。
・・・・・・、なんでーなんでー、確認したのに、なんでー、来ちゃったの。
民家で見えなかったのか?。
えー、バック出来ない?。
そりゃ、そっちはカーブを曲がったところで、こっちは直線で来たところですからね。
こっちが、バックですよね。あっ、なんで、右側に広いところがありますよ。はは。
ちょっと、寄りますから、待っててね、はは。
・・・・・・、寄ってみたものの、下っていますけど、これでバック出来ません。
タイヤが滑っています。
誰かなんとかして。
うえー、脇にポールもあります、なんとかして。
雪が深くて、何が隠れているかもわかりません、どうにかしてー。
どうやって、ここから脱出したらいいのか、誰か教えて。
JAF出動なんかかっこわるいからイヤだよー。
タイヤ滑ってまーす、誰か、助けてー。
ありり、いつのまにか元に戻ってる。
ひょっとして、お大師さんが助けてくれたの、ありがとう。
雪深き久万高原。
わだちの跡も深いです。
雪の下に何があるかわからないから、離合も慎重です。
こんな時に限って対向車です。
右にかわしたものの、斜面だったので、バックしてもタイヤが雪で空転です。
そして、車がぶつかって曲がったようなポールもあります。
万事休すです。
JAF出動はなんと回避したいので、相方に降りてもらって誘導で、やっと脱出です。
事なきを得ましたが、すれ違いざま対向車の同乗者が笑っていたのは、なんだったのでしょうか。 |