お気楽、お四国巡り 四国の観光地

おっ、奇岩、巨石?。だけどお大師さん出てきません、残念。美濃田の渕。

「のどかですね、のどか、ふふ。」
「アイスクリーム食べれたからでしょ。」
「・・・・・、ふふ。」
「おっ、デ、デカー、当たらないよね。」
「まさか、まさか、激流じゃないから大丈夫じゃない、ふふ。」
「おー、おー、おー、上から見ててもわからないよね。
この雄大さは、はは、すげー、あたらないよね。」
「考えすぎじゃない。」
「へー、へー、へー、青くないよ。」
「乾燥しているからじゃない。」
「ふーん、ふーん、ふーん、やっぱり、いいねよ、矢切の渡し。」
「・・・・・・、それって、無理やり?。これは遊覧船でしょ。」
「はは、そうでした、はは。」
「それはそうと、お大師さん、ここで修行していないの?。」
「名前が出てこないから、来てないんじゃない?。」
「えー、残念。」
「お決まりの大蛇伝説はありますよ。」
「やっぱりね、ふふ。」
「なに、その笑み、やめてー。」

吉野川の遊覧船があるのを知りませんでした。
知ったからには、プチ観光です。
マジかで見る青い岩は、圧巻でした。
山形県で体験した、最上川下りとは、かなり違う趣でした。
ちなみに、お大師さんにちなんだいわれはありませんでした、残念。
しかし、昔ながらの典型的な大蛇伝説はありました。

○吉野川「美濃田の渕」遊覧船(hpより)

四季折々の美しい自然と神秘的な奇岩、怪岩がお出迎え。吉野川中流域唯一の景勝遊楽の地として、
昔から詩歌に詠まれ、絵筆に親しまれてきた徳島県の名勝・天然記念物に指定の「美濃田の渕」。
藍碧透明の水面には「獅子岩」「鯉釣岩」「作造岩」などと名付けられた奇岩、怪岩がぽっかりと浮かび、神秘的な趣をたたえています。
長さ2km、幅100mにわたる不快淵は四季折々の美しい花や木々に囲まれ、川面には鮎が舞います。

四季折々の美しい自然と「獅子舞岩」「鯉釣岩」「千畳敷岩」など名付けられた奇岩の数々。
3月から10月まで、景勝地、美濃田の淵を遊覧船から楽しむことができる。

所在 徳島県三好郡東みよし町足代1650番地(吉野川ハイウェイオアシス内)
URL http://www.yoshinogawa-oasis.com/
TEL  0883-76-5700(吉野川オアシス株式会社内 観光情報ステーション)
営業 11:00、13:00、14:00 (土曜、日曜、祝日10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00) ※3月~11月
料金 大人1,000円、子ども(6歳以上12歳未満)500円

○美濃田の大蛇(webより)

 とんと昔(むかし)、あったと。
吉野川(よしのがわ)の美濃田(みのだ)の渕(ふち)に雄釜(おがま)、雌釜(めがま)がある。
雄釜(おがま)は川(かわ)ん中(なか)近(ちか)くにあるが、雌釜(めがま)は川岸(かわぎし)にあって見上(みあ)げるようにおっきょい岩山(いわやま)じゃ。
村(むら)のもんは雌釜(めがま)を竜王(りゅうおう)はんの釜(かま)ちゅうて呼(よ)んどった。
ほれっちゅうのは、この雌釜(めがま)に竜王(りゅうおう)はんが住(す)んどったからじゃ。
近在(きんざい)の衆(しゅう)は日照(ひで)りが続(つづ)くと、ここへ集(あつ)まって竜王(りゅうおう)はんに雨乞(あまご)いすると、よう効(き)いたそうな。
この渕(ふち)の近(ちか)くにきれいな娘(むすめ)が住(す)んどったそうな。
いつもこの渕(ふち)へ洗濯(せんだく)しにきよった。
ある日(ひ)のこと、娘(むすめ)が洗濯(せんだく)しよると、男前(おとこまえ)の侍(さむらい)が話(はな)しかけてきたそうな。
ほのうち、二人(ふたり)は好(す)き合(あ)うようになった。
この侍(さむらい)は雨(あめ)の日(ひ)も風(かぜ)の日(ひ)も、晩(ばん)になると娘(むすめ)の部屋(へや)へしのんでくるようになった。
やがて、娘(むすめ)の様子(ようす)が変(へん)になってきたそうな。
ほのうち、母親(ははおや)が娘(むすめ)の様子(ようす)に気(き)がついて
「このごろ、おかしいんでちゃうで」 って、聞(き)いたそうな。
ほしたら娘(むすめ)が、毎晩(まいばん)好(す)きな侍(さむらい)が通(かよ)うてきよるちゅうたそうな。
母親(ははおや)は、こんな田舎(いなか)に侍(さむらい)がおるんはおかしいともて、近所(きんじょ)のばあさんに相談(そうだん)したそうな。
ばあさんが、「戸締(とじ)まりしとんのに入(はい)ってきよんで」ちゅうて聞(き)くんで、娘(むすめ)がうなずいた。
「ほら大事(おおごと)じゃ。侍(さむらい)は美濃田(みのだ)の渕(ふち)の主(ぬし)じゃぞ」ちゅうんで、母親(ははおや)も娘(むすめ)もおぶけてしもた。
ばあさんが、「縫(ぬ)い糸(いと)を三(み)つよりにしてワクに巻(ま)き付(つ)けといて、
先(さき)に針(はり)を通(とお)しといて侍(さむらい)の体(からだ)へ刺(さ)しなはれ」ちゅうてくれた。
ほの晩(ばん)、侍(さむらい)がしのんできたんで、娘(むすめ)が針(はり)を刺(さ)すと、
急(きゅう)に家鳴(やな)り、震動(しんどう)がして侍(さむらい)の姿(すがた)が消(き)えてしもうたそうな。
あくる朝(あさ)、糸(いと)をたどっていくと竜王(りゅうおう)はんの釜下(かました)で大蛇(だいじゃ)が死(し)んどったと。
娘(むすめ)も十(と)月(つき)十日(とおか)の日(ひ)が満(み)ちて産(う)み落(お)としたんは、
たらいいっぱいの蛇(へび)の子(こ)じゃった。
ほのとき娘(むすめ)も死(し)んでしもうたと。おーしまい