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いろは坂ＶＳ四国の九十九折

「あー、眠いですけど、眠い。
せっかくこっちに来たのに、観光しないの？。」
「・・・・・・。」
「また、沈黙？。」
「今日も暑そうだから避暑地に行きますか？。」
「えっ、軽井沢？。」
「おー、あそこにも地獄めぐりがあったね。」
「・・・・・、浅間山？。
地獄極楽は、もうおなかいっぱいです、却下。」
「それじゃ、華厳の瀧？。」
「・・・・・、またー。
あそこに観音様が居たよね、またお寺？。
いいかげんにしてよ。」
「お大師さんも行ったみたいです。」
「えー、また、お大師さん。
あんたは、お大師さんから離れられないの？。」
「はー、いつもお大師さんがそばに居てくれてるけど、
今日は、家で休んでますけどね、はは。」
「・・・・・、金剛杖無しってこと？。
変な解説。」
「ふー、ここから「いろは坂」です。
グーン。グーン。」
「うえー、うえー、うえー、ゆっくり運転してよー。」
「はは、はは、二車線だから、快調、快調でーす。」
「うう、うっ？。
ちょっと、なにこれ？。
走行できる距離が「ゼロ？」。」
「・・・・・、き、気がつきましたか？。」
「えーえーえー、やめてー。」

四国八十八霊場のクネクネ道といろは坂の比較じゃないけど、
中禅寺湖に来たついでに走破してみましたが、ガソリンが無くなる恐怖とともに湖上へ到着したのでした。
到着距離より走行可能距離が余裕だったので、途中給油していなかったけど、
ちりぬるをの「を」あたりで、走行可能距離がゼロに、こりゃ途中でＪＡＦに電話かなと思っていましたが、
ＥＶモードを駆使して、なんとか湖上に到着でした。
ガソリン満タンにしたら、３８Ｌ入ったので、タンク容量４５Ｌからしたら、残量７Ｌ？、
だけど、うーん、走りはじめが完璧満タンじゃないと思うので、大目に見ても３Ｌぐらいが残っていたのかも。
「ね」をすぎて、前方に、明智平（あけちだいら）が見えたときは、ちょっと安心したけど、
ガソリンスタンドになだれ込むまでは気が抜けませんでした。

○いろは坂ＶＳ四国の九十九折。

うーん、いろは坂もクネクネみちで、走行距離が長い分、つらいかも。
だけど、四国の道は、ほとんどが一車線なので、離合がつらいですね。
それと、カーブの角度が半端じゃないかも。
ゲロゲロ度は四国のほうが大でした。