| 「へー、壇ノ浦って、二箇所あったのか、最初がここなんだね、しみじみ。」 「あれれ、ひょっしてあそこに見える建物、まさかね、まさかね、85番八栗寺、まさかね。」 「いや、そのまさかの八栗寺だよ。」 「へー、ここから、見えたんだね、だけど、強烈に遠いよ、ここからだと、強烈だよ。」 「ま、車遍路だからすぐだけどね、はは。 歩いたときも、小一時間だったよ。」 「そうだっけ、はは。」 「はー、なに、あの山肌、むき出しで、情緒ないな、情緒なし。 あのまま、山をけずっり続けたら、八栗寺までくるんじゃない?。 なんで、山を削ってるのかな、なんで。」 「あっ、あれは、有名な、讃岐の庵治石だよ。 花崗閃緑岩ね、伊予の道後温泉本館の天皇の湯船がここの石だって。」 「へー、有名なんだね、しらなかった。」 屋島から東を見れば、壇ノ浦、八栗寺、そして、讃岐の庵治石の採掘現場。 |