| 「あしたね、明日。 朝早いから。」 「はー、なんでー、眠いよ。眠い。」 「まーまー、いつもの時間だから。」 「なんだ、よかった。 お休みなさい。」 ・・・・・・、翌日。 「よーし、順調ですよ。 時間どおりですよ。」 「なに、そんなに張り切ってるの。 いつもの、時間じゃない、いつものとおり札所へ着けるよ。」 「はは、ちょっと、気合い入れてみただけなんだけどね、はは。 お遍路さんは、朝早いから、いいよね、いつもの時間で。」 「あっ、あれ、今日なんかあったけ?。 昨日そう言えば、なにか言ってましたね、なに?。」 「はは、朝から、蓮の花、勝手に鑑賞会なの。」 「えー、そんなこんな早く起きないと蓮の花、みれないの?。 あ、アサガオじゃないだからね、はは。」 「・・・・・・・、なんだよ、なんだよ、花が開いたけど、音しないよ、なんで?」 「ぽん。」 「おお、やっぱり、蓮の花が開くとき、音がするんだって、はは。 あなたの声ね、ありがとう。」 「はは。心で感じるんでしょ。」 「うっ、その境地はなに?」 ・・・・・・、午後。 「あれれ、なんだよ、ハス、まだ咲いてるよ。」 「えー、うそー、昼過ぎてるよ、なんで?。」 「はは、朝寝坊したんじゃない。」 「はは、そうかもね。」 蓮の鑑賞会。 勝手に鑑賞会です。 朝日と共に花が開き、そして、昼頃には閉じてゆきます。 なんか、アサガオみたいです。 ときどき、寝坊したハスが咲いていることがありました。 お遍路さんは朝早いから、タイミングによったら、一番言い時間に鑑賞できます。 一面に咲きほこった蓮も、なかなかのものです。 どこかで聞いたのか、読んだのか、蓮の花が咲くとき、音がするとありましたが、 私には、まだ聞こえていません。 |