お気楽、お四国巡り 札所の疑問・情報

お大師さんの加持水は、石鎚山から?。うちぬき。

「なんか暑くない?。
さっさと水補給して下さい。」
「・・・・・・、サントリーの天然水?。」
「ちがうでしょ、お遍路さんは、霊験あらたかなお大師さんの水でしょ。
この辺に、杖を突いてわき出させたところはないの?。」
「そんなに簡単にはありませんよ。
ああ、あー、ありましたね、確か海の中からわいてるヤツがありましたね。」
「えー、見てみたいな、どこ?。」
「あそこです。」
「なんで、近いね、道に迷ったおかげ?。」
「ふー、おー、お大師さん。こんにちわ。
「なむ だいし へんじょう こんごう」。
あれかな、・・・・・・、なにこの水量は、すごくない。
湧き水の概念越えてません?。」
「こんなの初めて見るよ。」
「チョロ、チョロ、・・・・・・・、海水じゃないよ。」
「そりゃ、お大師さんが海水をわかすはずがないよ、はは。
それにしても、強烈だね。
えっ、名水百選?、すごーい。」
「あれ、これ、ポンプ?。」

愛媛県の西条。
石鎚山の麓に、伏流水の湧き水があり。
ここにも弘法大師伝説がありました。
これが、中途半端な水量ではありません。
強烈です。
そして、海底からわいているそうです。
うーん、お大師さんも石鎚山で修行したから、その時にここへ立ち寄って、
杖を突いたんでしょうね。

○場所

西条市の本陣川の河口。
瀬戸内への出入口にあります。
掘っ立て小屋と弘法水の幟が目印です。

○由来(石碑より)

鉄砲場の少し下の海中にあり
潮退きたる時往きてみれば
小の穴より清水湧き出づ溜りと成し処三尺許もあり、
弘法大師の加持水也と云い伝わる

天保十三年5月日野暖太郎和照選

昭和五十二年十二月吉日 喜多浜港新地自治会

昭和

いろいろ調べたら、海中に湧き出ていた水が、
干潮時に汲めていたけど、満潮時には水没していたが、
港の浚渫で河床が深くなったので、桟橋(堤防?)を築いて、お大師さんを奉りし、
噴出させているそうです。
自噴のパワーが20センチから30センチなので、ここのものはポンプアップたそうです。

○いたるところで涌いている

西条駅のプラットホームにも、
「ふれあいのまち 水の都西条」がありますので、
JRを利用される方は、遭遇率高いです。

○伝説

 炎天下の夏の日、お大師さんが、桶で水を運んでいるおばあさんに出会い、一杯の水を飲ませてもらいました。
その水が遠くから苦労して運んだものだと、お大師さまが気づき、お礼に杖を突いて、ここの清水を湧かせました。

○昭和の名水百選(1985年(昭和60年)3月)

徳島県/吉野川市 江川の湧水
徳島県/三好市東祖谷山 剣山御神水
香川県/小豆郡小豆島町 湯船の水
愛媛県/西条市 うちぬき
愛媛県/松山市 杖ノ淵
愛媛県/西予市 観音水
高知県/県西部 四万十川
高知県/高岡郡越知町 安徳水

○平成の名水百選(2008年(平成20年)6月)

徳島県/海部郡海陽町 海部川 河川
香川県/高松市 楠井の泉 湧水
愛媛県/新居浜市 つづら淵 湧水
高知県/高知市 鏡川 河川 
高知県/四万十市 黒尊川 河川