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「遠い昔って、いつなんだろうね。 江戸時代?、それとも鎌倉時代?。 意外と明治時代だったりしてね。」 「はー、なにブツブツ?。」 「昔のしきたりみてたら、異界と俗世の狭間が、ひじょうに重要だったみたいよ。」 「重要ってね、それは畏怖じゃないの?。」 「異界から俗世へエネルギーが流れ込んでくるってことでしょ。 陽のエネルギー(神)ばかり流れ込んできたらいいけど、 陰のエネルギー(鬼、妖怪)も流れ込んでくるからね。」 「だから、みんな恐れるんじゃない。」 「ふー、道の四辻、村との境界、台地の裂け目の川、これを結ぶ橋、台地の穴の井戸、地上と天の境目の峠の上。」 「四国を歩いていたら、かならず遭遇するものばかりだよね。 みんな当時のお遍路さん、どうやって克服したのかね。」 「うーん、お遍路さんが異界の者だから、克服する必要なかったかもね。」
江戸時代の旅のしきたりを読んでいたら、異界と俗世の境界線が、ひじょうに重要だったみたいです。 |