| 「遍路するって、擬死再生なんだけど、何回も体験してたら飽きちゃったよ。」 「・・・・・・、それを言ったらダメだよ、だめだよ。 お大師さんに呼ばれなくなるよ、しらないよ。」 「そのときは、そのときですけど、はは。 もっと、なにか体験することないの?。」 「仏様ワールドがあるけど、どう。」 「はー、なに。それ。」 「仏様が住んでる世界を再現したやつがあるんだけど。」 「えっ、どこに、どこに。」 「本堂の中にある、須弥檀(しゅみだん)がそれなんですけど。」 「あっ、あんたが好きな仏像が住んでるところね。」 「住んでる、うーん、ま、いいか、そこが仏教ワールドなんだよ。」 「えー、みたい、みたい、みたいよー。」 「88ケ所全部見たいよー。」 「・・・・・、全部は見れません、近づけません。」 「えー、なんで?。」 「本堂はいつも鍵がかかって、お遍路は入れないからです。」 「・・・・・、なんでやねん。」 本尊が鎮座している本堂。 本堂には須弥檀(しゅみだん)があり、仏教の世界観を再現しています。 視覚効果、聴覚効果、さまざまな効果を利用?して、仏教を説く?なんですが、 88ケ所のうち、この中へ、気軽に入れる、近づけるところが、ありません。 お大師さんにすがるのが、お遍路でしょうが。 ご本尊にすがっても、いいよね、近づいてもいいよね。 なんで、四国では、お遍路さんを避けるんでしょうか、わかりません。 宿坊に泊まったり、住職の許可を得たりと、なんらかのリアクションがないとダメなんですよね。 それも、可能なのは少数です。 昔のお遍路さんは、本堂で寝泊りしたそうですが、いまじゃできませんね。 |