お気楽、お四国巡り 札所の疑問・情報

えっ、札所にも海賊活劇?。悪魚伝説。

「ちょっと、ここで休憩です。」
「またお寺?。
別にここで休まなくてもいいよ、他のところ無いの?。」
「・・・・・、いやいや、ここのお寺はすごいよ。」
「それって、あなた的に、すごいんでしょ。
わたし、しらなーい。」
「・・・・・、八十場でところ天食べたでしょ。」
「えっ、ここにもある?。」
「ちがうよ、ちがう。
悪魚、悪魚退治。
どうも、最終決戦の場所がここの海だったみたいよ。」
「はー、八十場の近くじゃないの?。」
「なんでも、志度の海に潜んでいたときに、退治したみたい。」
「へー、へー、そうなんだ?。」
「ちなみに、どうやって退治したの?。」
「悪魚に船もろとも、のみ込まれたから、船に火を付けて爆破したみたい。」
「うおー、すこーい、海賊活劇じゃん。」
「・・・・・・。」

讃岐の86番志度寺、その奥の院。
なにやら強烈な伝説がありました。
ここは、志度寺を建立した凡園子(おおしそのこ)尼が創建したそうですが、
79番天皇寺の近くにある、八十場伝説と絡んでいました。

○お寺情報

如意山 文殊院 地蔵寺

本尊 文殊菩薩
奥の院 86番 志度寺

場所 香川県さぬき市志度字江ノ口545番地

・本尊

薗子尼が文殊菩薩の生まれ変わりだから
「志度寺縁起」巻一「御衣木(みそぎ)縁起」より。
文殊菩薩の化身で、志度寺の本尊を霊木から掘りだしたとされる、
薗子尼の屋敷跡と伝えられています。

・昇竜の柏

槙柏の巨木は、樹齢1000年以上。
志度寺の本尊(十一面観世音菩薩像)を、
刻んだ霊木の残りを埋めたら芽生えたと言われています。
竜が天に昇るような姿からこの名前がついてます。
うーん、あの霊木の子孫なんですね、すごいな、こりゃ。
東西に二本(双子)あったけど、西側が根腐れで枯れて、
その後の切り株に椿が咲いてます。

・海鵄魚口(えのうおぐち)魚霊堂

たたりを恐れた

志度の人たちが、悪魚の祟りを恐れて、魚霊堂(うおみどう)と呼ばれる小堂を建立し地蔵菩薩を祀った。
それが、地蔵寺の名前の由来です。

・庚申宮

青面金剛
右 毘沙門天
左 九頭竜権現

○志度浦が最終決戦

讃留霊皇子(さるれおうじ)が退治に来るのを知って、志度浦に隠れたそうです。
このとき、挑みかかった船もろとも、悪魚に飲み込まれたので、船に火を放ち爆破?させて退治したそうです。

○八十場伝説とからめたら

志度浦で飲み込まれたときに、船に火を放ち、爆破して悪魚を退治した。
けれど、みんな毒気にやられ瀕死の状態で、悪魚の屍にまたがり福江の浦に漂着した。
そこへ童が来て、霊水をのんでみんな復活。