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「おっ、納経所に誰も居ない、やったー、チャンス。 それでは、私が叩いてみます。」 「カンカンカン、カン。」
「はは、これ一度、叩いてみたかったんだよね。」 「えー、私も叩きたかったのに、もー。」 「次がありますよ、はは。」
「いつのことやら、ふー。 ?、あれ、えっ。 これはひょっとして、三途の川を渡るときに渡すヤツ。」
「おー、四国にもあったの?、六文銭。 ということは、この近くに三途の川があるってこと?。」
「えー、三途の川があたったら、賽の河原だよ。」 「それもあるってこと?。」
「それはそうと、三途の川を渡るとき、ここだと馬に乗るのかな?。」 「うーん、鋭い質問。
わたしは体験したことがないから、わかりません。はは。 今度経験したら、報告するよ。」 「報告は、結構です、ふふ。」
讃岐の70番本山寺。 ここの納経所の呼び鈴は、「梵鐘」です。 なかなか叩く機会がありませんでした。 一度叩きたかったです、はは。
それと、四国の札所では珍しく、 六文銭の長寿お守りがありました。
このお金が必要になるまで、長生きするってことですね。 本尊が馬頭観音なので、馬で冥界入りするんでしょうか?。
ちなみに境内には「十王堂」、「お地蔵さん(池があるから、この周りが賽の河原?)」、 「阿弥陀堂」の三点セットがそろっていました。
○長寿のお守り 札所の解説より
寛永通宝 六紋銭
六紋銭は・・・・・
古来より弔事の儀式のおり、三途の川の渡し賃として用意し、極楽浄土への路銀とされていましたが、
当寺では地蔵菩薩の賽銭として、六道の一切衆生の菩を除き、福利を与え、金属の呪力で悪霊を払うとも言われているこの六紋銭に、
「長寿のお守り」として身の安全を願い、元気で長生きができるように祈願をこめました。
天寿をまっとうしたその時は、極楽浄土への旅路の路銀として大切にお持ち頂ける様御祈願申し上げました。 (お仏壇の下に収めておいて下さい。)
合掌
○六紋銭
三途の川を、最初はそれぞれ下記の場所を渡っていましたが、のちに船で渡るようになったときに、船賃となりました。
なぜ、六紋なのかわわかりません、数のキーワードからしたら、六道の六でしょうか。 ○三途の川 此岸(現世)と彼岸(あの世)を分ける境目にあるとされる川。
・元ネタ 「金光明経」より この経、よく地獄餓鬼畜生の諸河をして焦乾枯渇せしむ 「地蔵菩薩発心因縁十王経」(地蔵十王経)より 「葬頭河曲。於初江辺官聴相連承所渡。 前大河。即是葬頭。 見渡亡人名奈河津。 所渡有三。一山水瀬。二江深淵。三有橋渡」 この川を渡る場所が三箇所あります、それから三途の川となりました。
| 上の渡し |
浅水瀬 |
浅い川で、水も膝元をこえないので渡りやすいので、比較的、罪の無い人が渡れます。 |
| 中の渡し |
橋渡 |
金銀、七宝で飾れた美しい橋が架かっています。善人だけが渡れます。 |
| 下の渡し |
強深瀬 |
悪人が渡るところです。 描写からしたら、現代人の感覚だと、ここも地獄の描写以外の何ものでもありません。
強深瀬の流れは、矢のように速く、波の高さは山のようで、まるで津波です。
波の中には様々な毒蛇がいて、死者を喰らいます。 また上からはゴロゴロと大きな岩が次々流れ落ち、死者の体を粉々に砕きます。
砕かれては蘇り、生き返ればまた砕かれます。
たまらず水の中に逃れようとすると、底には大蛇が大口をあけて死者を呑もうとします。
浮かぼうとすれば、鬼や夜叉が矢を射かけます。 このような苦しみが七日七晩続きます。 |
○六道(六つの世界)に、三途とあるがこれと川とは関係ない。
| 三善趣(さんぜんしゅ) |
天上道 |
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| 人間道 |
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| 修羅道 |
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三悪趣(さんあくしゅ) =三途=三塗 |
畜生道 |
互いに食いあう血途(けちず) |
血塗 |
| 餓鬼道 |
刀・杖で迫害される刀途(とうず) |
刀塗 |
| 地獄道 |
猛火に焼かれる火途(かず) |
火塗 |
○割り込み
巷のアトラクションやイベントで割り込みしてくるやつがいる。
はじめ,むかついたけど,こんな方たちは,きっと,三途の川も割り込みでわたるんだろうなと思うようになったら,
割り込まれて,わたらなくてもよくなったら,ラッキーなので,ありがとう状態じゃない?。 だから,むかつかなくなった。
さらに,わたっても,十王様たちのお裁きにも割り込むから,当然地獄行きですよね。
ということで,三途の川,十王のお裁きの時,よろしくお願いします。
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