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「うえー、ここ登るの?。」 「いつものことですけど、はは。」 「近道ないのかよ、ふー、ふー、ふー。」 「あれれ、なんか広くないですか?。 いつもと、景色が違いませんか?。」 「・・・・・、これじゃない?。」 「あっ、切り株?。 へー、切り倒されたの?。」 「大きさからして、かなり年数たってたんじゃない。」 「へー、ここで、ずーとお遍路さんを出迎えていたのに、 厄介者になったから、切り倒されたんだね。 うう、かなしいね、うう。」 「・・・・・、それどいう意味?。」 南国土佐の27番神峰寺の山肌(庭?)にある階段に居た、杉の巨木。 大雨で地盤が緩んで危険な状態になったので、伐採されてしまいました。 何十年もお遍路さんたちを見守っていたのに、残念です。 庭の景色もちょっとかわりました。 いまのお遍路さんは、知らないと思うけど、春先にお遍路さんたちをウエルカムしてくれる、桜並木。 1997年に、うっそうと茂っていた杉たちを伐採しつくして、植えられたものです。 桜の木を植えるために、いままでの自然を破壊したということですね。 そのまま残しておけば、もっと情緒のある札所周辺だったのに、人間のエゴとは恐ろしいものです。 |