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「この映画、1972年公開だって。
へー、ニクソンショックの次の年だね。
高度成長の終焉への序曲が始まったときだな。」
「
はー、あんたそんなこと知らないでしょ。」
「
はは、知りません、記事で読んだけです。」
「それしそうと、
なんで、吉田拓郎の曲なんだろうな。
この映画のために、書き下ろしたのかな。
うーん、まだこの歌詞と遍路が完全にシンクロしないな。」
映画「旅の重さ」。
主題歌で使われていた、
吉田拓郎の「今日まで、そして明日から」。
映画のお遍路と現実のお遍路、時代が違うので、
肌で感じることができません。
いまだ、わからぬ歌詞でした。
B面の方がわかりやすいけどな。
○吉田拓郎「今日まで、そして明日から」。
わたしは今日まで生きてみました 時にはだれかの力をかりて 時にはだれかにしがみついて わたしは今日まで生きてみました そして今
わたしは思っています 明日からも こうして生きて行くだろうと
わたしは今日まで生きてみました 時にはだれかをあざ笑って 時にはだれかにおびやかされて わたしは今日まで生きてみました そして今
わたしは思っています 明日からも こうして生きて行くだろうと
わたしは今日まで生きてみました 時にはだれかにうらぎられて 時にはだれかと手をとりあって わたしは今日まで生きてみました そして今
わたしは思っています 明日からも こうして生きて行くだろうと
わたしにはわたしの生き方がある それはおそらく自分というものを 知るところから始まるものでしょう
けれど
それにしたって どこで どう変ってしまうか そうです わからないまま生きてゆく 明日からの
そんなわたしです
わたしは今日まで生きてみました わたしは今日まで生きてみました わたしは今日まで生きてみました わたしは今日まで生きてみました
そして今
わたしは思っています 明日からも こうして生きて行くだろうと
○B面 吉田拓郎「ともだち」
やるせない 思いを胸に 友だちは 去りました 今日という 日のくることは さけられぬ ことだったのでしょう
友だちは 遥かな旅路に 今いちど たたないかと 手をとって ふるえる声で 言ったけど あきらめたのでしょう
果てしなく 広がる夢と 自由とが ほしかった あてのない 長い道でも 何かしら 信じてたのでしょう
今日の日は 私にとっては 届かない 彼でした ふりかえる ことすら忘れて 友だちが こわかったのでしょう
汽車に乗る 後姿が 友だちを 語ってた いくたびか こみあげてくる 悲しみも こらえてたのでしょう
傷つける ことはしたくない 優しさがわかりすぎて バカヤロウ って言ってほしかった それだけを 言い忘れたのでしょう
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