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「何時間かかるの、何時間?。 瀬戸内海を渡るのに、何時間かかるの?。」 「・・・・・、船で渡るんじゃないから、数十分だよ。」 「へー、気軽に行けるんだね、はは。 なーんだ、気が滅入っていたけど、楽じゃん。」 「だけど、普段でも橋を渡ったところに行くのと、橋の手前に行くのと、 気分的に違うよね、それがあの巨大な瀬戸内海を渡るんだから、 気合いが必要だよ。はは。」 「・・・・・・、気合いね、気合い。」 「別に、テンションあげる必要は無いんじゃない?。」 「・・・・・、あげないと帰って来れないんじゃないかと思いません?。」 「うーん、行くことばかり考えていたけど、帰ることも考えないとダメってことか、ふー。 やっぱり、橋を渡るって、大変なんだ。」 「ま、初めての行きは不安だらけだけど、帰りは道中、いろいろ経験しているから、楽かもね。」 「経験?、いい経験だといいけど、肉体的、精神的にやられたら、大変だよ。」 「それって、どういう遍路なの?。」 普段の生活でも、橋を渡ったところに行くのにも、精神的にパワーが必要です。 それ以上に、瀬戸内海を渡ると言うことは、強烈なパワーを必要とするんじゃないでしょうか?。 渡り放しじゃないから、帰ることも考えておかないとダメなんですよね。 |