お気楽、お四国巡り お四国の不思議

「パッ、キーン」。身代わりじゃな。

対向車が多いから、右折できないな。
よーし、行けるぞ。
えー、駐車場が満杯、うーん、仕方ない納経所横へ止めるしかないな。
ふー、無事到着。
さてと、本堂へ行くかな。
「パッ、キーン」
な、なんの音、なにー、えー。
なんで、これが折れるの、不吉だよ、やめてー。
まだお遍路終わっていないよー。
「こんにちわ。
さっき、駐車場で、これが折れちゃったんですよ、不吉ですよね。」
「みがわりじゃな」
「えっ、みがわり?」

お遍路用のポーチをいつも、たすきがけでかけています。
駐車場へ到着して、車から降りようとしたときに、
「パッ、キーン」という音が、なんだろうと見たら、ポーチの金具が横に真っ二つ。
どう見ても折れるようなところじゃありません。
2ミリぐらいの厚さです。
素人目に見ても、なんで、こんなところで折れちゃうのです。
不吉なことがおこりそうで、いやな予感がしてなりません。
モヤモヤしていたので、納経所でこの話をしたら、開口一番。
「みがわりじゃな」。
その一言で気が晴れました。
そうか、私に何か起こることを、この金具が身代わりになってくれたんだな。
それ以来、なにかが折れたり、切れたりしたときは、
身代わりになってくれたんだなと、それに感謝しています。