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「毎週、毎月、お四国へ遍路に来ているけど、体がお寺になじんできたね。 なじみすぎかもしれないよ。」 「なにが、なじみすぎなの。」 「いやー、先日、神社に行ったけど、空気が違うんだよ。」 「空気が、違う、それどういうこと。」 「色でたとえたら。 「お寺は、赤系の暖色、神社は、青の涼色なんだよ。」 「神社は透明しすぎて、空気が澄みすぎて異界に入り込んだ感じがするんだよね。」 「だけど、お寺は、それがしないんだよ、普段と変わらないんだよ。」 「それって、染まりすぎじゃない。」 お四国のリズムに体がなじんでしまったのか、時々神社を訪ねたら、なぜか違和感を感じる。 どうも、空気がが違うようだ。 神社は透明な、澄んだ空間なんだけど、札所は、真逆です。 お四国へ、入ることは「現実世界から、非現実世界へ」と考えていましたが、 なじみすぎて、現実世界から現実世界へとなっていました。 これまた、不思議です。 |