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「こんにちわー、社長、ひさしぶり。」
「あれー、最近みかけなかったから、どこかへ飛ばされちゃったかと思ったよ。」
「はは、はー、そんなもんですけどね。
世間に飛ばされちゃって、はは。」
「もー、それでどこに隠れてたの?。」
「隠れていたと言うよりも、四国ですよ、四国。
お遍路してました。」
「はー、遍路、なんでまた。
あんた、まだ若いでしょ。
遍路をする年じゃないでしょ。」
「遍路年齢じゃないけど、お遍路ですよ。
いいですよ、歩くって、きもちいいですよ。」
「はー、歩いちゃったの、バスツァーじゃないのね。」
「あっ、社長、これおみやげです。」
「なに、それ。」
「「般若心経経本」と「絵文字入り般若心経」の手ぬぐい。」
「・・・・・・・・・。」
「この「絵文字入り般若心経」なんか、変わってていいですよ、これ。」
「・・・・・・・・・・。」
「社長も、是非、歩き遍路体験してみてください。
いいですよ四国の自然に、四国の人情に、お大師さんに会えて、最高ですよ。」
「・・・・・・・・・・。」
「なんですか、その無関心リアクションは?。」
「全然、興味ないよ。
まだ、お遍路する年じゃないし。
じーさん、ばーさんがする遍路なんか興味なし。
それに、腰痛めているから、歩けないよ、はは。」
「えー、いまいいヤツがありますよ。
これでよ、これ。
私が今、はいているやつ。
サポータータイツ、これがあれば腰痛なんか、平気、平気。」
「あのね、どうしても、オレ歩かしたいの?。」
あっ、怒っちゃった。はは。
まだ、社長は、お大師さんに呼ばれていないってことね。
しつれいしましたー。
歩き遍路直後でテンションあがって、みんなに歩き遍路を薦めていたら、知り合いにブチギレられました。
興味なかたら、仕方ないということでした。
後日、社長の奥さんにあったら、社長におみやげであげた「絵文字入り般若心経」を気に入っているとのこと。
さらに、奥さんは、歩き遍路に興味津々だったことが、判明しました。
いやー、いつか社長も、ご夫婦で歩き遍路ですね、お大師さん。 |