|
一緒に暮らして15年。 グレが天国に行って、早、3年かな。 寝てたら、首にまとわりついてゴロゴロうるさかったな。 スーパーのゴミ袋の音で、飛んできたよね。 うう、天国で元気にしているかな、うう。 「にゃー。」 あれー、あれ、あの後ろ姿は、えー。 「グレー、なんでここに居るの。」 「にゃ、にゃーにゃーん。」 遍路の逆打ちの話をすると、必ず映画の「死国」の話が話題になる。 よみがえり、この世に戻ってくると言うお話です。 歩き遍路中は、いろいろなことを考えます、いや、浮かんできます。 この時も、15年間一緒に暮らしたねこのことを思い出していました。 名前は色がグレーだったので、「グレ」と読んでいました。 ヒマラヤンの雑種です。 子猫のときから、一緒に遊んで、ケンカして、家族同様でした。 思い出が走馬燈のように浮かんでは消え、浮かんでは消えしていたときに、 民家から少し入った遍路道を歩いているときに、 にゃーと鳴き声がしたので、その方向見たら、そっくりです、後ろ姿が。 そろそろ近づいたら、振り向きざまに、にゃー。 うう、そっくりです。 しばし、・・・・。 そして、そのネコはそっと竹藪へ消えて行きました。 「世の中に、自分に似ている人が、3人いる」と言われていますが、 ひょっとしたこのネコも同じ一族だったかもしれません。 お四国を何日かかけて巡りますが、いろいろなことがあります。 ひっとしたら、会いたかった人に会えるかもしれません。 それにしても、そっくりなネコでした、お大師さん「ありがとう」です。 |