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天気も良くて、山道気持ちいいけど、誰もいないな。
ちょっと、さびしいけど。
あれ、あそこに犬がいるけど、こっちみてるよ。
こんな山の上で、札所の犬かな、えー、枯れ葉。
山上の札所を目指して、山道を登り、登りしたら。
他のお遍路さんも、誰も居ないときはちょっと寂しいものです。
そんな気持ちの時に、犬にあいました。
こっちを、ずーと見ています、体が揺れていたから、しっぽを振っているのでしょうと。
だけど、ずーと同じ所から動きません、なんか変です。
近づいたら、えー、枯れ葉でした。
蜘蛛の巣に枯れ葉が幾枚も重なり、犬の顔になっていました。
それが、風で揺れていたから、本物の犬でした。
うーん、不思議です。
これを夕暮れの日が落ちかけたときに見たら、怖かったかも知れません。
「幽霊の、正体みたり、枯れおばな」でしょうか。 |