お気楽、お四国巡り お遍路さんもいろいろ

お付きの者を従えて、サラリーマン遍路。

「しとしと雪が降ってきましたね。」
「おっ、ほんとだ、夜から大雪に変わるかもしれませんね。
寒くなりますよ、今日はここら辺でとまりですか。」
「明日のこと考えて、もう少し進みます。
あっ、誰か走ってきてますよ、あと2分だ。」
「はは、まだまだ大丈夫。」
「あれれ、れれ、あそこでキョロキョロしてるってことは、ここを探しているのかね。
おーい、納経所はここです、ここ。
あっ、気がついた。」
「はーはー、はー、ありがとうございます。
間に合って、よかった、はーはー。
会議がながびいて遅くなちゃったんですよ。」
「えっ、身なりからして出張?。」
「上司が、出張の合間に廻っているんですよ。
私、お付なんです。」
「はは、だから革靴に、スーツか。
おれ、あの方が上司、どこかのお偉いさん?。」

納経所に、4時58分に到着した一団。
雪降るなか、お付きのものが、傘をさしのべて、登坂。
部下らしき若者が、納経所へ駆け込み。
これまた、みんな、革靴。
四国にある支店めぐり途中なのか、四国の何かを視察しているのかわかりませんが
ビジネススーツの出で立ちから、仕事のついでに回っていることは確かです。