お気楽,お四国巡り 車遍路の計画

巡る方向の決め方。順打ち,逆打ちどっちにする。

また同じ景色,またかよ。
・・・・・・・・,道を覚えたし,ナビいらないし
また同じ飯,またかよ。
・・・・・・・・,食事場所覚えたし,おなかすくし。
また同じ土産,またかよ。
・・・・・・・・,おいしいし,好物だし。
ちょっとは,道を変えろよ。
・・・・・・・・,かたない逆に回るかな,はは。

お四国を巡る時に,必ずでてくるのが,右回りに順打ちするか,左回りで逆打ちするかです。

〇一般常識は左回り

トラック競争は,左廻り
北半球でできる渦(台風,低気圧,蛇口から落ちる水道水)は,左廻り。

基本的に,北半球は,左回りなので,生物的には,この方向が動きやすくなっているんじゃないでしょうか。

それが,お四国,遍路は,右回り。
いろいろ説がありますが,巡拝の観点からしたら,どっちが廻りやすいかです。

○右回り,左回りのどっちにする。

四国八十八ケ所霊場は,字のごとく札所が88ケ所あります。

四国の4県の順番

札所の番号順に,徳島,高知,愛媛,讃岐と,時計回りに,右回りに回るのが「順打ち」。

札所の番号とは逆に,讃岐,愛媛,高知,阿波と,時計と逆に,左回りに回るのが「逆打ち」。

「順打ち」が正式なうち方ですので,はじめての方は「順打ち」です。
「です」と語尾が確定になっているのは,いろいろなことを考えたら,「順打ち」になるからです。
それは,これからのネタ記事,データを見てください。
はじめての方に,「逆打ち」はお勧めしません。

だけど,うるう年の逆うちの年に初めてお遍路したい方は止めません。

○基本は,順打ちの札所番号順に打ちやすくなっています。

1.お寺の案内看板が,右回り用に設置されている?。

一般的な施設の案内看板は,曲がる手前に設置されています。
札所看板もこのルールに従い設置されていますので,看板を確認しながら曲がれますが,
逆うちで使える看板は,順うちの看板の裏側にありますので,看板の手前で曲がることなります。
順打ちの用はありますが,その裏に何も表示なし,別の表示になっておりわからない場合があります。

2.市販の地図が,右回り行程。

逆打ちの地図がありません。
歩き遍路のときは,自分で市販品のものに書き込みました。

3.歩き遍路用の道標も右回り。

逆打ちの案内で,見たことありません,右回り専用です。

4.右回りの遍路が多いから,道を尋ねやすい。

迷ったとき,相談にのってもらいやすい。

5.逆打ちは,映画「死国」のイメージ。

死者をよみがえらせると言うことで,イメージが暗い。

6.逆打ちは,右衛門三郎伝説から

4年に1回,閏年のみ。

だから,ほとんどの車遍路は,右回りじゃないでしょうか。

それでも,逆打ちしている方はいます。

この逆うちのメリット。

1.今も遍路している,お大師さんに会える確率が高い。

  右衛門三郎伝説より

2.いつも同じ顔ぶれで廻らなくてもいい。

  同一方向で廻ると,かけ連れが多くなり,気が合えばいいけど,合わなかったら,バツがわるい。
  団体ツァーとかけ連れになったら,納経が大変。

3.順打ちより,3倍のご利益。

  困難を克服するから,ご利益も倍です?。

4.感心される。

  他人と違うことをしているから,地元民,遍路から感心される。

5.助手席の日焼けが少ない。

  太陽光線がすごい土佐を走行するとき,順打ちは,進行方向左の同乗者が黒くなる。
  年をとったら,お肌のお手入れ大変です。

だから,私は,自分のペースで参拝できるので,「逆打ち」です。
いままでの巡拝の内,98%が逆打ちになってしまいました。
ご利益が3倍かは,まだわかりません。

逆打ち情報は「車遍路の計画・コース設定(逆打ち)」コーナーを参照してください。