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「よーし、ここからかなり時間かかりますよ、覚悟してね。」
「そりゃ、ここから京都に向けて出発だからね、はは。
たった33ヶ所のお寺なんだけど、四国八十八ヶ所と同じ距離だからね、はは。」
「そうだ、ちょっと寄り道していいかな。」
「はー、どこへ寄るの、サバ街道で焼きサバ食べるの?。」
「違うよ、違う、ちょっしたお寺なんだけどね。」
「えー、この近くに、有名なお寺あった?。」
「知る人ぞ知るお寺なんだけど。」
「なにそれ、変なものがいるの?。」
「えっ、わかっちゃった、はは。」
「それで、なに?。」
「人魚、人魚。」
「えー、またー、また人魚。」
「琵琶湖にも居たよね。
南国土佐にも居たよね、また、人魚。」
「うう、元祖中の元祖なんだけど。
八百比丘尼伝説なんだよ。
各地にある人魚伝説の終焉の地が、ここなんだよ。
えーと、地図が解りづらいけど、ここかな。
おー、ここか、「空印寺」。
どこにあるのかな、洞窟。」
「あれじゃない、お地蔵さん?、尼さん?。」
「右手に、ツバキかな、入ってみる?。
うっ、体が動かない、なぜ、なぜ。」
「入ったらダメってことじゃない。」
「わかりました。ふー、ここでおつとめするかな。」
南国土佐でも発見していた、人魚伝説。
終焉の地が若狭としっていましたが、
西国霊場のとき通過地点にあるらしいことが判明。
だから、寄ってみました。
「南無八百姫菩薩」ののぼりがはためいていました。
伝説の洞窟がありましたので、入ってみようとしたら、
体が動きません(入ったら怒られると思ったから?)、
入ったらダメなのかなとおもい、そこでおつとめしました。
観光客もチラホラいました。
○お寺情報
建康山 空印寺(けんこうさん くういんじ)
場所 福井県小浜市小浜男山2
TEL 0770-52-1936
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