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「薬師如来様、私の声は届きましたでしょうか。」 「そりゃ、あんなに大きくおつとめされたら、聞こえますよ。」 「よーし、これで納経完了ですね。 御朱印押してもらったら、完了ですね。」 「はー、はー、はー、納経って、お経を修めるんでしょ。 写経しないとダメじゃん。」 「うっ、うっ、遍路のガイドブックに書かれてたヤツ?。」 「「納経をするということは、本来、お経を修めた証拠にいただくものです。」 あれですか?。」 「そう言うことです。だから写経してください。」 「えっ、あなたは書かないの?。」 「八十八ヶ所×二ヶ所で、176枚書いたら、手が疲れるからイヤです。」 「・・・・・・・・・、それって、なに?。」 般若心経というお経をご本尊、お大師さんに捧げる行為が納経だから、 写経をするものばかりだと思っていましたが、「声を捧げる」というものを知りました。 それが、「声読納経、黙読納経、陀羅尼納経」だそうです。 うーん、写経バージョンと声バージョンがあったんですね、知らなかったな。 日本の言霊信仰なんでしょうか、それとも仏教独特の仕来りなんでしょうか、 まだはっきりしません。 |