| 「なむ だいし へんじょう こんごう」。 「ふー、無事ここまで来れたのも、 日ごろの精進のおかげだね、はは。 「それは、ないでしょ、絶対に。 「うっ、言い切られましたね、はは。 あんたもでしょ。 「・・・・・・・、ふー。 「納経所は混んでるかな?。 ・・・・・・・、ちょっと混雑しているな。 雨が降ってきたから、中で並ぶかな。 へー、小集団なのに、納経する数が多いね。 ちょっとイライラしてきたぞ、うーん、家族で廻っているのかな?。」 「あれ、あの白装束?、変わってるよ。」 「ほんとだ、ご朱印もらっていた白装束、 丈が長いな、あんなの市販されていたかな。 ひょっとして、本物?、経帷子?。」 阿波の13番大日寺の納経所で順番を待っていたら、 みなれない白装束に、ご朱印を押してもらっていました。 あんなに丈がながい白装束、遍路ショップで見かけてことがありません。 なんだろうと、考えたら、数日前に讃岐の82番根香寺でみかけた、経帷子です。 それに、ご朱印をもらっていたのでした。 うーん、冥土の旅路に着せるといわれていますが、名前そのままの「経帷子」ですね。 |