お気楽、お四国巡り 遍路の一般常識

えー、カビがはえるの、納経帳。

「みなさん今日はお疲れ様でした。
それでは、無事帰れように道中安全祈願の「おつとめ」しまーす。

うやうやしく、御仏を・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・、みなともに仏道を成ぜん。

帰ったら真っ先に、金剛杖の先を洗って、お大師さんにお礼をいってください。
それと、納経帳だけど、そのまま閉じて置いておくと、朱印のところにカビが生えるので、
押してもらったところを開いて、乾燥させてください。」
「えっ、えー、カビが生えるの?。」

当然ですが、お四国は、札所が88カ所。
この札所をまわった証が納経帳。
納経帳には、墨書と朱印。
お四国は、移動、おつとめ、納経。移動、おつとめ、納経。移動、おつとめ、納経の連続ですが。
墨がかわかず、朱印がかわかずの状態で移動するために、
納経所には、「あてがみ」とよばれる新聞紙か電話帳の紙が置いてあります。
これで墨とか、朱肉がほかのページに写らないようにしています。
また、余分な墨や朱肉(油)を吸い取る役目もしています。
便利な、アイテムですが。
便利過ぎて、気にしないから、大変なことになるときがあります。
それは、カビ。
この朱肉は、なかなか乾きません。
乾かかず、湿気をすったら、そこかにカビがはえます。
これを未然に防ぐのが、札所を打ち合えた日に、
ホテルや自宅で納経書を乾燥させるということです。
簡単です、「あてがみ」をとり、墨書・朱印してもらったところを、
広げて(ページに空間を作って立てる)自然乾燥です。
これをしないと、カビカビです。
この情報は、団体ツァーの先達さんに教えてもらいました。

〇バッグにしみこむ

朱印が多くなったら,それだけ朱印の量も増えて重くなるかわりに,
脂分がしみだして納経帳を入れてあるバッグまで,油だらけです。
そして,いつも車の定位置においてあるから,その場所も油だらけです。

〇かびもかび,くろかび

朱印が湿気?をもっているから,紙にカビというか朱印にかび。
それも,黒カビです,とほほ。


○秀逸な,あてがみ

お寺独自というか、そのお寺にしかない「あてがみ」が、あります。

・12番焼山寺ものは、地図解説付きの吸い取り紙です。

これは、その名のとおり威力を発揮します。

・45番岩屋寺は、年によって違いますが、遍路とはなにかを説明したものです。 

○こんな,あてがみは困ります。

納経所が一番困るのが、「あてがみ」に「ティッシュ」だそうです。
ちょっとしか吸い取らなくて、やわらかいので取り扱いにくいそうです。
イヤがられています。

○充て紙

朱印と墨書で,納経帳のページが汚れるのを防ぐために,
通常は,納経所に備えられている新聞紙か電話帳なんですが,
坂東三十三観音霊場の,某札所の住職は,新聞紙などを,
あて紙に使っていたら,激怒していました。
朱印,墨書はご本尊と一緒だから,新聞紙は失礼にあたるということです。
ならば,吸い取り紙か和紙ってことかな。

○お軸も、大変なことになりますので、気をつけてください。

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