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「ゲッ、風強すぎ、ロウソクの火がつけられないぞ。」
「そりゃ、ガラス戸が、左右開いていたら、風が入ってくるよ。
片方だけ開ければいいよ。
風が、風を呼ぶからね。」
「へー、そうなの、早く教えてください。」
「あー、つかないよ、なんでー、風が、風が。」
「はは、しかたないよ、そりゃ。
後から来た、お遍路さんが反対側の扉開けたからね、はは。」
「仕方ない、しかたない。
うう、うう、ロウソクがつけられない。」
強風の時、ロウソク箱でロウソクをつけるのは難儀します。
左右のガラス戸を開けると、風を呼んでしまうので、
片方のみ開けます、片方のみにします。
そうすれば、幾分風も落ち着いてつけることが出来ます。
お遍路さんが多い場合は、この技?は使えません。
さらに、ロウソク箱の前と後ろがガラス戸になっていると、
風が抜けやすいので、なかなか火がつけられません。 |