| 「こんにちわ、何日目です。」 「5日目かな?。」 「あなた、何日目?。」 「6日目です。 どこから来たの?。」 「高知です。」 「えっ、高知、地元じゃん。」 「はは、地元と言えば地元ですけど、 いちおう高知と徳島は他県なので、 地元じゃありません。 ・・・・・・、なんでお遍路してるか聞かないけど、 近いね。 はは、ま、いいじゃないですか。 四国の人も、お遍路しますよ。はは。」 「それで、あなたは?。」 「お、岡山。」 「なんだ対岸じゃないですか、はは。」 「はは、そうだな、近いよね。」 「お遍路さーん、お遍路さん。 お菓子食べない?。」 「あっ、ありがとうございます。」 「ここにお茶あるから。」 「ふー、お札、お札、お礼のお札。 ありがとう、ございます。 これ。 へー、あんた岡山から、近いね。 ・・・・・、高知、高知ね、・・・・・・。 昔、ここ、侵略されたんだよね。 土佐の一部でしたよ、知ってました。」 「・・・・・・・。 長宗我部ですか?。」 「そうそう、その極悪非道の、長宗我部元親。 札所も壊滅させたんだよ、知ってるでしょ。」 「・・・・、札所の縁起看板に書いてましたね。 知ってました?。」 「はは、有名な話しですけどね、はは。」 「ま、そんなことするから、最後は仏罰が下って、 最後、一族は、土佐を治められなかったけどね。」 「・・・・・・・、有名な話しです、ごめんなさい。」 「はは、別にあんたがあやまることないよ、はは。 札所だって、僧兵抱えて、軍備増強してたから、 真っ先にターゲットにされたし、 地元の領主たちだって、親族同士で仲違いしてたから、 そいつらが長宗我部を利用したんだよ。 気にしなくて、いいよ、はは。 ま、高知の人が、お遍路するときは、肩身が狭いけどね、はは。」 四国の高知。 ○参照
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