お気楽、お四国巡り 遍路の一般常識

3月下旬に修行してる?。紀州有田群接待講。

「いつ来てもここは多いね。」
「境内は真っ白ですよ、真っ白。
お遍路さんばっかりですよ。
みんなピカピカの白衣ですよ。」
「ふー、私たちのやつはヨレヨレだよ、ふー。」
「それがいいんじゃないの、はは。
遍路してますって、オーラー出せてるよ。」
「・・・・・・・、それなんかエラソウだからイヤだな、ふー。」
「あれれ、あれ、あそこに人がいっぱい。
あの建物、使ってたんだね、へー。」
「あっ、あれね、有名なお接待だよ。
紀州有田群接待講でしょ。」
「なんで知ってるの?。」
「去年、お菓子とかミカンもらったから。」
「・・・・・、いつの間に。」
「それじや、今回はわたしがもらちゃうかな、はは。」
「修行が足らない人はダメだよ。」
「えー、そんなー、来年は頑張りますからよろしく、お大師さん。」

阿波の1番霊山寺。
仁王門を入って、すぐ右手にパンダがいます。
その真ん前にある建物で、毎年春先に和歌山からお遍路さんへ、
お接待をする一団が訪れます。
「紀州有田群接待講」の方たちだそうです。
2月頃から有田みかんが店頭に並び始めたら、
いそいそと買っているわたしでした。

○1番霊山寺の接待講

なんと、起源は高野山から年貢徴収でいじめられていた地元の方を徳島の方が助けたからだそうです。

・有田接待講

和歌山県の有田市・有田郡全域と海草郡下津町小原地区

開始 文政元年(1818)
時期 3月の彼岸前後

・野上施待講

和歌山県の野上町・美里町・海南市の人々

開始 寛政元年(1789)
時期 4月上旬。