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「やっぱり、いいな賽銭袋、かっこいい。
みてみて、お大師さんが、絵かがれてるよ、ほらみて。」
「わかったわかったよ、わかったから私にも、お賽銭渡してよ。」
「はは、ラジャー、いてて、て。
うっ、なんだ、いまの激痛?、なに。
えー、手の甲が切れている、なんでなの?。」
「はやく、お賽銭。」
「うう、はい、ご縁がありますように、5円。」
「賽銭箱を滑らすように、はい、お大師さん。」
「なむ だいし へんじょう こんごう」。
「なんで、傷が付いているの、なんで、なんで。」
「ちょっと、その手の甲の傷なに?。」
「わかんらいけど、いつの間にか付いていたんだよ?。
なんでかな、わからん。」
「その賽銭入れじゃない?。」
「えー、まさか、まさか?。
おっ、ひょっして、この金属ファイナーが原因?。
えー、なんで?。」
お遍路グッズのお賽銭入れ。
簡易ポシェットタイプ。
お大師さんの絵が付いて、お気に入りだったけど、
怪我したのでお蔵入りです。
開閉するファィナーが金属だったので、
寒い冬場のカサカサした手に引っかかり、手の甲がキズもつれです。
だからお蔵入り。
さらに、このポシェットのヒモが細くて、肩に食い込んで、最悪でした。 |