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「ありがたや、ありがたや。 地元の方は、親切だね。 これが、お接待って、いうやつですね。」 「ま、お接待ね、お接待。 ・・・・・・・、またー、グレねこさんのウンチク?。」 「う、ウンチクというより、覚えちゃっただけでしょ。」 「・・・・・・・・・、ふー。」 「それで、それで、??????。」 「聞かないほうがいいよ。」 「・・・・・・・・・、はー、ふっておいて、それは、ないでしょ。」 「はは、お接待って、「お」がついて、親切な言葉に聞こえるけど、 ほどこしですよ、ほどこし。 ・・・・・・・・・、昔風に言えば、恵まれない方に、施しをするってこと。 その、恵まれないというのが、お遍路さん、遍路をさしてます。」 「・・・・・・・・・、恵まれない?、遍路?。 それって、わたしたち?。」 「・・・・・・・・、そういうことです。」 「はー、私、恵まれてますよ?。」 「地元民からしたら、遍路=恵まれない人の図式は、 昔から、めんめんとして、流れてるけどね。 地元民の深層心理に、DNAに、焼きついているってこと。 ・・・・・・・・・・、だから幸せそうにしてたら、お接待、もらえませんよ。 だから、お遍路さんが、幸せになったら、ダメってこと。」 「・・・・・・・・・・、許さないってこと?。」 「ま、そういうことでしょう。」 「聞かなかったらよかった。」 四国島内のピラミッド階層?としたら、地元民>遍路。 常に、施しをする人が上位に位置しています。 遍路が地元民の上位になったらダメ?ということです。 だから、地元民より幸せになったら、ダメということでした。 地元民より、なんらかの不幸を背負っているのが、 遍路ということでした。 |