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「うえー、まずいよ、まずい。」 「このままだと、着きません。」 「・・・・・・・・、いつもの道に迷ったから?。 違います、昼ごはんの場所がありません。」 「うわー、大変、たいへーん。」 「どうするどうする、非常食は、ひじょうしょく。」 「・・・・・・・・・、あなたが食べつくしました。」 「うう、うう、あんたが悪いんだよ、おい。 どうするんだよ、どうする。 うわー、うわー。」 「ちょっと騒ぎすぎ、さわぎすぎ。」 「そんなに騒いでも、ねずみ一匹しかでてこないよ。」 「はー、なんじゃ、お昼ご飯無しなんかかんがえられなーい、どうするんだよ。」 「はは、あそこに道の駅がありますよ、はは。」 「なんだ、大げさに騒いで、損しちゃった、ふー。」 「だから、ねずみ一匹でしょ。」 「ミ、ミッキーだったらよかったのに?。」 「・・・・・・・・・・・、ことわざなんだけど、わかった。」 「はー、「大山鳴動して鼠一匹」でしょ。 閻魔大王さんが住んでる太山がゆれにゆれて、みんなでびっくり仰天したけど、 出てきたのがねずみ一匹で、ガツカリって、やつでしょ。 閻魔さんも、なんで、ねずみ一匹しかよこさなかったのかな?。」 「わかってたらいいけど、それ、閻魔さんでも、なんでもなくて、ローマの格言だよ。」 「えっ、えー、仏教と関係ないの、なんだよ、ふふ。 いらないこと話したら、お腹空いちゃった。」 ま、大げさに騒いだけど、なんのことは無かったということでした。 お遍路さんの食事確保は大変だってことかな。 |