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「それじゃ、仁義、切っておきましたから。」 「はー、それって儒教ですよ、仏教じゃありませんよ。」 「・・・・・・・、遍路なんで、このさい関係ありません。」 「はー、なんじゃそれ。」 「あんた、何かに入ってません?。」 「はは、そうかもしれませんね、はは。」 「それより、遍路道沿いの人たちは、人情にあついですかね、はは。」 「ま、そりゃ、そうですけど。」 「仁義ね、あなたの世界じゃ、映画でしょ。」 「はは、ま、そういうことです、はは。」 「私たちの世代は人形劇ですけどね。」 「はー。」 「「じん・ぎ・れい・ち・ちゅう・しん・こう・てい」の八犬伝なんですよ。」 「うっ、世代ギャップ感じるな。」 「それが、お遍路のいいところじゃないですか。」 「ま、そういうことですね。」 「また、ブヅブツ、じじいの昔話、さっさと行きますよ。」 「はいはい、わかりました、出発ー。」 「ファィト、一発。」 「うっ、これまた、世代が違うな。」 「アタック No.1?。」 「仁義礼智忠信孝悌は、空でいえますよ。」 「はいはい、わかった、わかりました。 仁義礼智忠信孝悌、私もいえますよ。」 「えー、世代違うのに、なぜ。 歳ごまかしてません?。」 お遍路さんの多様な世代。 ある意味、いい関係かもしれません。 「仁義礼智忠信孝悌」のフレーズがすぐ口に出せる人は、 テレビでやっていた人形劇の八犬伝の影響ですね。 ま、この世代以上がお遍路世代のほぼ半数以上を占めてきているということでしょうか。 |