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ここの境内は狭いけど、いろいろなお堂があるね。 あれ、お遍路さんだ、なにしてるのかな。 「なむ だいし へんじょう こんごう」・・・。 ふー、本堂のおつとめ、終わったから次は大師堂。 「なむ だいし へんじょう こんごう」・・・。 あれれ、おのお遍路さん、本堂でおつとめしないのかな?。 さてと、納経したら、次の札所へは、何分でつくかな?。 「なむ だいし へんじょう こんごう」・・・。 あれれ、さっきからあのお遍路さん、 境内にあるお堂とか石仏、全部に唱えているよ、なんで。 そのお遍路さんに聞いたのですが、 札所の境内には、いろいろなお堂が、石仏があります。 その地域の方達が、必要としたものがそこにあるということです。 人々が必要だから、必然的にそこにあるのです。 だから、そのお遍路さんは、本堂、大師堂のみならず、すべてのものに、 「なむ だいし へんじょう こんごう」でした。 |