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「4年に一度の閏年、たのしみだね。」 「あっ、夏季オリンピックだね、今度はどこ?。」 「・・・・・・、ふー、お遍路さん達にとっては、逆打ち、逆打ちの年だよ。」 「はは、知ってましたよ、はは。 だけど、いつもお遍路してるから、オリンピックの時期に、テレビ三昧できませんよ。 どうにかして。」 「どうにかしていいわれても?、はは。」 「それはそうと、逆打ちしたら、3倍のご利益なんでしょ。」 「そうそう、そういうこと。」 「だったら、納経帳に3倍分のスタンプ押してくれるの?。」 「・・・・・・・、す、スタンプ?。 それはご朱印でしょ。 3倍分なんか押してくれないよ。 ばかなこと言わないの、だけど押してくれたらすごいね。 99回巡ったら、納経帳が真っ赤かになるらしいけど、 逆打ちで33回巡ったら、99回分押してもらえるから、楽だな?。」 「なに、ぶつぶつさっきから言ってますが、その3倍のご利益は、おかしくない?。 普通の年に逆打ちしても、3倍のご利益でしょ。 閏年、4年に一度だから、この年に逆打ちしたら、もっとご利益あるんでしょ。 だったら、3倍以上じゃないの?。」 「うっ、鋭い指摘。」 「4年に1回だから、4×3倍で、12倍が妥当じゃないの?。」 「うっ、うっ、うーん、わかりません。」 修行のできる度合いから、順打ちと比べたら、逆打ちは困難度が高いと言うことで、 |