| 「久しぶり。」 「おお、まだ、お遍路してるの。」 「はは、お大師さんに呼ばれたからね。」 「いまのお遍路さんは、みんな小綺麗で、怖くないからいいよね。」 「はー、なんのことです。」 「私のお遍路さんの記憶は、「こわい」です。 いつも、お店の前に、お遍路さんが、来てたから。 叫んでたんですよ。 『また来てる。 こわいよー、こわいよー。 遊びに行けないよー。 はやく行ってよー。 こわいよー。』 いたずらしたら、おばーさんに「遍路へ、やるぞ」でしたからね。」 知り合いの一人は、子供の時に見たお遍路さんのことを時々話してくれます。 貴重な、ことなんですが、時代が変わり、いろんな歴史があった、お四国を、 これからどこの誰が、どこまで包み込むかのかわかりません。 |