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「次の札所は、「まむし注意」のところを通過するからイヤだな。
あそこ歩きたくないな、イヤだな。」
「イヤだったら、迂回があるでしょ。」
昔の道があれば、今の道がありますよ。
はは、あったあった、普通の道路です。
遠そうですが、ま、こっちのほうが安全、安全ですよと自分に言い聞かせたものの。
「ゲッ、なんじゃ、この上り坂、きつすぎ。
遍路道は、ほとんど下りなのに、なんでー。」
「あんたが選んだ道じゃない?」
「
あれれ、こんなところにお饅頭屋さん?。
えー、いままで知らなかったよ。」
「さっさとゲットしてよ。」
阿波から土佐、土佐から伊予、伊予から讃岐とだんだん結願が近づいてきたら。
結願の前に、お大師さんが生まれた、75番善通寺で「ここまで遍路してきました」と報告します。
その75番善通寺の近くに、二つのお菓子屋さんがあります。
私の大好きな、まんじゅう屋さんが一軒、と、せんべい屋さん?が一軒。
まんじゅう屋さんは、71番弥谷寺から72番曼荼羅寺への道中で遭遇できます。
このまんじゅう屋さん、歩き遍路さんが普通に宮崎地図を使えば、遭遇できません。
歩き遍路道じゃないところにあります。
私も、一回目の歩き遍路では、存在すらしりませんでした。
ここの遍路道には、竹藪の「まむし」注意や、用水池の藪が居ます。
これが嫌いだったから、なんとかここを通らないところは無いのかと調べたら、
アスファルト道ですが、峠越えの道があることを発見です。
ちょっと時間はかかりそうですが、歩いて見ました。
そうすると、この峠越えの、峠に「まんじゅう屋」さんを発見です。
へー、こんなところにお店が、ふーん、周りに店もないのに、売れているのかなと。
その時は、素通りでした。
何回か、歩き遍路、車遍路でここを通過したとき、季節や時間も違うのに、常にお店にお客さんがいます。
えー、なんでー、ひょっとして、うまいのか、ここって。
その瞬間に、私の注目度が上がりました。
それじゃ、食べないとダメじゃないかと、思ったけれど、寄るタイミングが合いません。
こうなったら、なにがなんでも食べたいモード全開です。
車遍路の何回目かにやっとお店へ寄ることができました。
ためしに、10個350円ものを購入。
それから何ヵ所か打ち終わり、おやつタイムです。
おっ、なに、このまんじゅうを入れている容器は、な、なつかしい、経木(きょうぎ)です。
一口サイズの大きさです、見ただけで、おいしことがわかります。
食べてみました、「・・・・・・・・・・・・・、おー、おばあちゃんの味です、うう」。
皮はもちもち、こしあんで、バツグンの味です。
あっというまに、10個完食です。
よーく、感じたら、これって酒まんじゅうじゃないのか、適度に効いた塩がいいね。
経木が適度に湿気をとり、いい触感にしているよ、うーん、すごい、こんなおいしいまんじゅう、
いままで、食べ過ごしていたのは、もったいなかったよ、ほんと。
「お、お大師さん、もっと早く、ここへ寄らしてよ」とこころの中で叫んだのでした。
店内にテーブルがあったから、出来たてを食べれたのかな?。
こんど寄ったときのたのしみに。
ちなみに、このまんじゅう屋さん、峠の名前から「鳥坂まんじゅう」。
「とりさか」じゃなくて、「とっさか」だそうです。
○お店情報
「鳥坂まんじゅう」
住所 香川県三野町大見甲4937-2 TEL
0875-73-5607 営業 9:30〜20:00(なくなり次第終了) 定休日 火曜日
○場所は、
71番弥谷寺から下山し、「ふれあいパークみの」を右手に見ながら左折し、県道48号線へ左折して進入、
道なりにすすみ、伊予街道の国道11号線へ入る信号機の左手にあります。
駐車場もありますが、タイミング的に入りづらく、いつも満車なので要注意です。
「讃岐 71番弥谷寺から鳥坂まんじゅうへ」Googleマップへリンク。
○あれ、このお店は?、「甘酒饅頭」。
ここから72番曼荼羅寺方向へ数メートル進んだ右手にもお店が。
「甘酒饅頭」とあります。
うーん、なんだろう、気になります。
ネットでしらべたら、「鳥坂まんじゅう」を昔からつくっていた元祖らしいです。
うーん、元祖ね、どこでもあるよね。 |