|
「こんにちわー。」
「おっ、いつものお遍路やね。」
「そんなの当たり前ですよ、はは。」
「はは、ほんなら行こか。」
「ふー、ドキドキしますね、はは。」
「そんなに堅くならんでも、ええよ。」
「こんばなわー。」
「おー、黒猫、遅いよ。
そいつかえ、いつも話してるお遍路さん。」
「はは、こんばんわ。」
「若いのにご苦労やね。お大師さんに会えた。」
「はは、今のところは会えてません。はは。」
「土佐の酒を飲んで、よっぱらったら会えるかもね、はは。
ま、飲んで飲んで。」
「うう、いきなりお酒ね。」
キョロ、キョロ、あれ無いよ。
穴の空いた「おちょこ」。
「そんなものないよ。」
「置く前にみんな飲んじゃうからね。はは、あれはおみやげ用。」
「ふー、よかった。」
「うーん、6時から開始なのに、みんなできあがってるけど、なんで。
乾杯、出来ないよ。」
「おー、乾杯、そんなのやらない、やらない。
席に着いたら、そこから始まりなの、はは。
ここへ来る前から、みんな準備してきているからね、はは。」
「うう、宴会前の準備の宴会、うう、すげー。
おー、これがうわさのさわち料理。
強烈な盛りつけだよ、すげー、豪快、豪快。
どれから食べるかな、うおー、昆布巻きの寿司が、これだな。」
「おっ、それから食べる、あんたわかっているね、それそれ。
お酒に合うからね、はは。
卵巻きもいけるよ、はは。」
「あっ、ごめんなさい、お酒つぐの忘れてました、どうぞ。」
「かまんかまん、気にせんでも、えいちゃ。
自分でつぐから、気にせんといて、はは。」
「し、信じられない、自分でついでグビグヒのんでるよ。
すげー、豪快、ふー。
あのピッチについて行けないぞ。ふー。
うおー、こっちの皿にさしみ?。
これも、豪快すね、うーん、やっぱ、イカかな。」
「おおー、あんたは、それが好き。
コリコリして、おいしいやろ、お酒もうまいやろ。」
「はは、はは、はー、クー、うま。」
「ありゃ、酒がなくなったよ、しかたないな。
どこにあったかな、お酒。
あった、あった、冷やでいいよね。」
「えー、男の人が自分で取ってくるの、奥さんは?。」
「はー、土佐の宴会は、男は男、女は女なの。
あんたの相方、女子部にいるじゃん。」
「はは、そうでしたそうでした。」
「なになに、はー、政治の話、なになに、あいつは・・・で、あいつが・・・・。
うう、宴会で政治の話、うーん。
えー、えー、嫁さんが、・・・・、彼女が・・・・。
うーん、今度は違う話。
えーえー、今度は仕事の話、うーん。」
ケンケンガクガク。
「これがウワサの議論過ぎの土佐人ってことか。」
「飲む飲む、食べる食べる、話す、話す、すげー。
まだ、8時、みんなすげー、いつまでつづくのー。」
・・・・・数時間後・・・・。
「グレねこ、食べた、飲んだ、堪能した土佐の「お客」。
みんな、できあがって、もうそろそろお開きお開き。」
「ふー、やっとお開きですか、ふー。」
「それじゃ、最後の〆にこれ食べて。「ようかん」。
三色羊羹と、小豆の羊羹があるけど、おすすめは、三色。」
「えー、最後に甘いもの、えー。」
「はは、なにいってんの、土佐の酒飲みは、これだよこれ。
これで〆ないやつなんか、土佐の酒飲みって言わせないよ。」
「えー、えー、えー。
土佐の酒飲みは甘党なの?」
いやーすごかった、土佐の「お客」初体験です。
豪快なさわち料理、ごうかいな酒の量、ごうかいな家。
大宴会のことを考えて自宅を建てているのがすごい。
うーん、このパワーはなんだろう。
圧倒されて、すごすぎでした。
ここには、書ききれません。
そして、宴会の最後の最後に、〆の羊羹。
うーん、辛党の酒に、甘いもの、すげーと思ったけど。
スナックでポッキーがでてくるから一緒ですね。
違う味同士を食べると、それぞれの味が生きてくるそうです。
そういえば、土佐の料理の味付けは、濃いけど、甘めでした。
辛党の酒、甘党の料理。
はじめからでした、はは。
最初に辛党の酒で、最後に甘党のようかんでした。
そうそう、皿鉢料理は、全部、絶品な味でした。 |