お気楽、お四国巡り 遍路グルメ(もろもろ)

なにそれ、「のれそれ」、おどり食い。

プルル、プルル。
誰から電話、高知の○○じゃん。
「おーい、おんしゃ、今どこ打ちゆう。」
「室戸岬を打ち終えて、高知市内に向かっているよ。」
土佐弁だよ、何回聞いても、わかりづらいな。
「おー。
えー、タイミングやいか。
ちくと、寄らんかよ。」
「えー、あんたの家に。」
「えーかえ、今からゆうところへ、きてやー。」
「はいはい、はい」
なんだよ、お腹すいてきたのに、飯食わしてくれるのかな。
えーと、ここらあたりだけど、どこにいるんだよ。
「おーい、こっち、こっち。
ひさしぶりやね、うまいもん食べらしちゃるきー。」
おー、高知のうまいもん、タタキかな、真っ昼間にニンニンか、う。
なんだよ、海岸かよ。
おっ、あれって地引き網か。
「はいはい、これもってや。」
なんだよ、これ、土佐の三杯酢、どうするの。
「これこれ、これやき、とれたては、新鮮ぜよ。」
う、う、なに、このクネクネした、透明の物体は、なに。
「ま、たべとうせ、「のれそれ」。」
「う・・・・。」

この時は、なにがなにかわからず、いわれるままに、おどり食い。
白魚のおどりぐいを経験したことがあったけど、「のれそれ」はね。
デカいよね、口の中が、うえー状態に。
よく、こうやって食べるのかと聞いたら、
ビールのつまみに、ときどき食べるぐらいだそうです。
めったに、おどり食いは、しないそうです。
昔は「じゃこ」の地引き網に混ざっていたら、
値段が下がるから邪魔物あつかいだったそうです。
生きているから、子供がバケツで泳がして遊んでいたそうです。
それが、今じゃ、高知県の珍味、高級食材になっています。
ちなみに、この「のれそれ」は、穴子の稚魚といわれ、高知県で乱獲がすすみ、
瀬戸内海の穴子が減ったと、広島の某あなご屋のHPに掲載されていました。