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「あっちゃ、ちょっと到着が遅くなちゃったよ、ま、誤差の範疇でと。」
「誤差の範疇にしては、30分遅れは、ダメだね。」
「えっ、たったの30分ですよ、ですよ。」
「30分たったから、お腹の皮と背中の皮がひっつきましたけど。」
「うう、お腹が空いたと言うことですね、はいはい。」
「今日の夕食は、高知名物「さわち料理」だって。」
「えー、あの「さわち料理」、ワクワク、ワクワク、ワク。
ひそしぶりー、ワクワク。」
「えーと、宴会場は、この上だったな。」
「あれ、誰も居ないね、みんなお風呂かな、ま、いいや。」
「ビール、ビールは、やっぱり、「たっすいがは、いかん!」のキリンラガーだよね。
グビグヒ、グビ。」
「・・・・・、あれ、これなに、なに。」
「どうしたん?。」
「これが「さわち料理」だって。
・・・・・、小鉢に盛ったやつを大皿に乗せただけですけど、えー。」
「えー、こりゃ、さわち料理のニセモノじゃん。」
南国土佐の名物料理の筆頭が「さわち料理」だと私は自負しています。
さわち料理は、大皿に土佐の食材をいっぱい盛り込んだものだと、ずーと思っていました。
それしか見たことない、味わったことがなかったからです。
だけど、その「さわち料理」というのが、小鉢に料理をのせて、その小さい皿を大きな皿にのせていました。
大皿の料理が、スカスカです、ボリュームたっぷりではありません。
これって、普通の会席料理の小鉢を、大皿にのせただけの、土佐のさわちの豪快さが有りません。
私的にニセものさわち料理でした。
ホテルの従業員に、おかしいと言ったら、「さわちという名前の大皿に料理が盛ってあるから、さわち料理だ」の一言でした。
そしたら、「地元の人が地元の宴会に出席して、これがさわち料理だと言われたら、納得しますか?」と質問したら。
だんまりでした。
一見の客だからと、こんな料理を出していると、南国土佐のさわち料理が誤解されるから、
こんなニセモノ料理はやめてもらいたいです。ちなみに、これが登場したところは、足摺岬の某ホテルでした。
○私的なさわち料理の定義?。
・器 大皿 ・食材 四季折々の地産地消もの
・量 大皿に所狭しと並べられ、これでもかという量。 ・見た目 豪快 ・味 美味
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