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「お腹すいたよ、どこかに食堂ないの。
お腹すいたよー。」
「はいはい、わかったよ、探しているよ。」
ど、どこにもない、遍路道沿いに、ない、ない。
なんで、ないの。
歩き遍路道は町中にもあるのに、食堂がない。
「お腹すいたよー。」
あれ、スーパーマーケットがあるよ。
トイレも借りたいから、コンビニだとありがたいけど、しかたないな。
「ブタまんたべたいから、コンビニ、じゃないとイヤだよー、お腹すいたよー。」
パンぐらいはあるよね、あるよね、なに、これなに。
「なんなのー、早くしてよー、お腹すいたよー。」
「これどう、これ。」
「・・・、なんなのー、・・・・、なに、これ。
タケノコ、シイタケ、ミョウガ、コンニャク、なに、これ。」
「表示みたら、寿司みたいだけど。」
「えー、なになに、なに、にぎり寿司風に、これ乗せてるの。」
「ありえーなーい、パク。お、おいしいじゃん。」
遍路道中、朝早くから札所を打てば、お腹もすきます。
お四国を歩き遍路していたときに、土佐の高知で、はまってしまった一品がこれ。
「いなか寿司」というらしいです。
にぎり寿司風に、シャリの上に、タケノコ、シイタケ、ミョウガが乗っています。
時には、見たことない小魚のひらきが乗っています。
酢めしにゆずが効いていて、絶品です。
土佐の高知には「さわち料理」というものがありますが、これと対極的です。
発見したのが、スーパーの総菜売り場の近く。
あまりにもお腹がすいていたのでゲットしてしまいましたが、食べたら絶品。
素材がそのまま生かされた味や、煮染められたものまでいろいろです。
おばあさんの味でもない、おかあさんの味でもない、いままで味わったことがないです。
その中で、一番のお気に入りが、コンニャク。
たわらおいなりさん風に、こんにゃくにシャリが入っています。
煮染められたコンニャクの食感とシャリが絶妙です。
この「いなか寿司」、いま風に言えば、B級グルメでしょうか。
それ以来、いなか寿司のファンになり、土佐の高知に来れば、
地元スーパーに必ず寄るようになりました。
土佐の高知に来たら食べてみてください。
ちなみに、「かつおのたたき。」で、紹介しましたが、
東部(室戸岬)から西部(足摺岬)まで、味の変化がありますのでおもしろいです。
○参考HP。
「土佐のまんまる」
http://www.tosajin.net/taberu/inakazushi/index.html |