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「あれー、松山が離れて行くよー。 坊ちゃん団子さよーならー。 さようならー、さよなら。」 「あー、うるさい、私が坊ちゃん団子買い損なったからなの、もー。」 「そのとおりです、バカやろー。なーんちゃって、はは。」 「もういいですよ、もう、また来るときまで、お元気でー、坊ちゃんだんごー。」 「わかった、わかったよ、引き返すから、もー。」 「えー、松山市内まで、えー、時間なくなるよー。」 「大丈夫、このすぐのところにあるから、大丈夫。」 「えー、ほんとーって、すぐのところにあるのにもかかわらず、 ゲットしていないのは、どういうこと。」 「はは、はー、着いたよ、「つぼ屋 本店」。」 「えー、あの、坊ちゃん団子で有名な、それも本店。」 「なんだよ、こんなに近かったの札所に、ふふ。」 「さてと、さっさと団子買って、急ぐよ。」 「なにこれ、なにこれ、「みつ豆どら焼」?。 へー、私これね。 あんたは、どれ、えっ坊ちゃん団子じゃないの、えー。 あんたもドラ焼き。「いよかん生どら焼 媛の愛(ひめのあい)」。 愛媛でコテコテじゃんか、はは。 どれどれ、どれ、うっ、大納言小豆に、うぐいす豆、そして手亡(白いんげん)豆。 うーん、豆好きにはたまらない一品ですよ、はは、うめーぞ。 あんのたやつは、どう。」 「ふふ、これはたまりません、イヨカンの味がいいな、愛媛だな、はは。 ふふ、生、生クリームがいいね、おいちー。 それはそうとその三色、三色の豆の色、坊ちゃん団子の色と同じだね。」 「えっ、ひょっとして原料が一緒で、粒粒状態のままドラ焼きに入れたってこと、へー。 坊ちゃん団子をそのまま混ぜて、 三色柄のドラ焼きにすればよかったのに、はは。」 伊予の53番円明寺から54番延命寺へ。 ○お店情報
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