お気楽、お四国巡り 車遍路の服装

遍路装束へのこだわり、「きゃはん」と「てっこう」。 

お遍路さんの必修アイテムは、金剛杖と傘、そして白衣(おいずる)です。
いろいろな書籍、巡拝用品の写真、絵にあるお遍路さんは、「きゃはん」と「てっこう」を付けています。
本格的な歩き遍路の方たちは、これまで装備していますが、車遍路の方で、これを装備している方は、少数です。

「てっこう」は、手が日焼けするので、防止策としては、いいかもしれないとすぐにわかりますが、「きゃはん」の効果がわかりません。
泥よけぐらいかな。
しかし、歩き遍路のとき、完全フル装備のお遍路さんの格好を考えて、いろいろ調べたら、それなりに、理にかなった、服装だとわかりました。

長時間ハイキングしていると、手先や足先がむくみます。
むくむ理由もいろいろありますが、長時間同じ格好(歩き通して体が、いつも垂直状態)をしているので、血液が末端に偏ります。
これを防止しているのが、「きゃはん」と「てっこう」です。

装着するときに、「きゃはん」の構造をみればわかりますが、紐で腕に縛り付けます。
「てっこう」の構造もみればわかりますが、紐で足に縛り付けます。
この縛り付けるのが、血液の偏りを防ぐそうです。(某大学の服装の歴史を調べている人からの情報です)
へー、昔の旅人は、いろいろなところで、体のことを考えて理にかなった方法を編み出していたのですね。
だったら、同じ姿勢で、長時間運転することを考えたら、「きゃはん」と「てっこう」も、車遍路にとってもOKということですね。