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「あっちゃ、カットパンなくなちゃってるよ、補充しなきゃ。」 「明日買えばいいんじゃない?。」 「えー、買えるときに買わないと、だめだよ。 歩き遍路の鉄則でしょ。」 「それって、迷子遍路のあんただけの鉄即じゃないの。」 「はは、そうでした。」 「あの、この近くにコンビニありますか。」 「そうね、あっちの方角へ1kmぐらい歩いたらありますよ。」 「えっ、1km?。15分も歩くの?。 歩きたくないな。 しかたない、明日のために「その一」だね。」 「「そのニ」はないけどな、はは。」 「あんただけで、行ってらっしゃーい。」 「はは、はー。 それにしても、街頭がないから、道が暗いよ、暗い、イヤだなー。」 ・・・・・、数分後。 「遅いよ、遅い、眠いんだけど。」 「はは、はい、お土産。」 「はー、なに?。」 「ほら、ここ見て、見て、光ってるでしょ。」 「えっ、ひょっして、ホ、ホタル?。」 「いっぱい飛んでたよ。 見とれてたら、こんな時間になっちゃった。」 「えー、私も行くんだったな、はは。」 「それで、なんで、あんたの腕にとまってるの?。」 「いやいや、道端で光っていたら、腕につけて持ってきたんだけど。」 「えー、そりゃ、ダメだよ、仲間のところに返さなきゃ。」 「はは、そうだね、それー。」 「うわー、きれい。」 四国も5月中・下旬から6月上・中旬にかけて、ホタルです。 何十年ぶりかに、ホタルの乱舞に遭遇。 車が来たらまずいので、アスファルトの上で、 光っていたホタルを腕につけてみたら、 そのまま、付いたままです。光りぱなしです。 飛び立ちません。 歩き遍路のトンネル通過時の蛍光帯を思い出しました。 相方におみやげ?じゃないですが、宿までつれていたものの、 相方にブチ怒られです。 窓から、話したら、仲間の方角へ飛んでいったのでした。 |