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「ズンズン、ズンズン。」 「テンション上がってます?。」 「だめだよ、お大師さんに会いに来たのに、ダメだよ。 テンションあげすぎちゃ、ダメ。 お大師さん、起きちゃいますよ。」 「・・・・・・。 よーし、今日こそ、あげますよ。 弥勒菩薩さんに、三年寿命のばしてもらいますよ。」 「・・・・・・・・、無理なんじゃない、無理、無理。」 「いや、絶対、あげてみせます。」 「長生きしたいよー。」 「死ぬまで長生きできるから、いいじゃん。」 「・・・・・・、ふー、うう、うう、うー、あがらなーい、ダメだ。」 「あのー、後でみんな待ってますよ。」 「それじゃ、お先にどうぞ、時間たっぷりありますから、はは。 みんな、あがりませんね、ほんとに上がるの?。」 ・・・・・、数分後。 「うう、うう、ダメだー、あがらなーい。」 「私がやってみるよ。」 「はー、私がダメなのに、あなたは無理だよ。」 「くく、くー、ダメでした、ふふ。」 「あがらない?。」 「・・・・、あがりませんよ。」 「これはね、ここをこうやって持てば、ほら、あがるでしょ。」 「・・・・・・・、な、なんでー、あがるの?。」 「はは、コツだね、コツ。」 「・・・・・・、くやしいけど、いったい誰がこれ、ここに置いたの?。 罪つくりだな。」 「あっ、これね、室戸から飛んできたんだよ。」 「はー、室戸、なんで?。」 高野山の奥の院にある、みろく石。 何回かチャレンジしましたが、持ち上がりません。 いとも簡単に持ち上げた人に聞くと、やはりコツだそうです。 石の凹んだところがポイントで、テコの原理で石を押し上げたら、 上がるそうですが、出来ませんでした。 ○うわさ及び伝説?。 ・室戸の「御厨人窟(みくろど)」から飛んできた ○弥勒石(高野山霊宝館web解説より) 御廟橋(みみょうのはし)を渡って、しばらく進むと左に弥勒石の祠(ほこら)があります。 |